AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3300 賞味期限切れ食品 魂が震える話より 写真はKさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶`*...

2017年04月20日 | 
運を良くする生き方のお話です。


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私がよくまねをさせていただくお一人が、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんです。


例えば、鍵山さんはスーパーやコンビニなどで食品を買うとき、必ず賞味期限を見て、期限が切れる寸前のものをわざわざ選ぶそうです。


期限切れに近いものほど鮮度が低いですから味が落ちるし、うっかりと冷蔵庫の中で腐らせてしまう危険が高くなります。


普通に考えれば、鍵山さんはわざわざ、損な商品を選んでいるわけです。


なぜそんなことをするのかと不審に思い、私がお尋ねすると、鍵山さんはこうおっしゃるのです。


「賞味期限が過ぎても売れなければ、店はその食品を廃棄処分しなければいけなくなります。


そうなればもったいないし、スーパーは損をします。


でも、私が賞味期限前に買えば、それを防げますから」


一日でも賞味期限の長い商品を選ぶのが常識でしょう。


でも、これは本当に正しいのか、私は考えてみました。


客の立場からすると、賞味期限までに日にちがたくさん残っている食品の方が鮮度がいいし、長い間保存しておけるから得のように思える。


けれど、これは本当に得なのか?


皆が同じことをしたとすると、スーパーはよりたくさんの食品を捨てなければならない。


その分、利益が減るので、自社の商品の値段を上げないと経営が成り立たない。


値上げすると、客は割高の商品を買うことになる。


値上げしないとスーパーは潰れて、客は近所に食品を売る店がなくなり不便になる。


社会全体を長い目で見ると、客にとっても賞味期限切れ食品が増えるのは損なのです。


鍵山さんは、社会全体を考えているから、一見、損なようで実は自分にも得になる買い物の仕方をしていたというわけです。


自分のことだけを考えていると、思わぬ損をしてしまう。


運を失うとは、こういうことのようです。


もっと、全体を見てみれば、思わぬ得をすることもありますし、運が開けてくるのだと、私は思っています。


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「運の良くなる生き方」

西中 務 著

東洋経済新報社


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以前の僕は、奥の方から賞味期限たっぷりの物を買っていました。


駐車場も、なるべく入口に近いところに停めていました。


バスや電車でも、なるべく自分が座れるようにし、何も視界に入らないように目を瞑っていました。


ケーキやピザのカットを見比べて、なるべく大きいのを選んだり(笑)


エレベーターで乗ろうとしている人が少し遠くに見えても「開」ボタンを押して待たずに行ってしまったり(笑)


公衆浴場の洗面台が水や毛で汚れていても、気にせずそのままでいたり、


トイレのスリッパが乱雑に置かれていても平気でした(汗)


もちろん、今でも自分の気がつかない所で人や社会に迷惑をかけていたり、自分を優先して誰かを傷付けてしまうこともあるかもしれません。


ただ、知ってしまったからには良くしていきたいと思います。


昔の人は人知れず善い行いをすることを「陰徳」といいました。


以下に「陰徳」を積む少年のお話をご紹介いたします。


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石川県の志賀町に住む男の子が、100mほど先に住むお婆さんの、足を引きずりながらゴミ出しをしている姿を見かけました。


普通の人なら、素通りしてしまうところでしょう。


優しい人なら、とりあえずゴミ袋を持ってあげようとするかもしれません。


しかし、彼は違いました。


「お婆さんの足代わりになってあげよう」と思った彼は、その日からずっとお婆さんの代わりに、ゴミを出し続けることにしたのです。


しかも、彼は自分の善行を他人に話すことはありませんでした。


彼の家族でさえ、最初は知らなかったといいます。


また、彼が受験を控えた中学3年生のとき、お婆さんが気遣って、手伝いを辞めることを勧めます。


しかし、彼は1〜2分で済むことだから何でもないと答えたそうです。


彼にとって、ゴミ出しを代わってあげるのは特別なことではなく、当然のことだったのかもしれません。


(「ちょっといい話」佐藤光浩 著 アルファポリス文庫より)


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誰かが見ていようがいまいが、徳を積む人でありたいですね♪

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

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