AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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生成AIで世界はこう変わる 人の心に灯をともす 5555より 写真はMさんからいただいたプレゼントです...

2024年07月03日 | 
【生成AIで世界はこう変わる】5555



東京大学松尾研究室、今井翔太氏の心に響く言葉より…


私たちは、ほんの少し前までとはまったく別の世界に生きています。

とある技術の革命をめぐって、信じられないほど多くのことが起こっています。

ニュースや新聞では毎日、その技術の動向が報じられています。

世界中の企業が、その技術を使って新しい事業を開拓できないかと使い道を模索しています。

その技術を使った驚くべきサービスが毎日のように開発されています。


研究者たちは、その技術によって長年の夢がまさに実現しつつあることに狂喜しながら、とてつもない速度で研究成果を量産しています。

一部の人は、「人類の歴史の転換点だ」とまで言って います。


しかし、良いことばかりでもないようです。もはや従来の教育は役に立たないという議論が起きています。

今度こそ、本当に自分たちの仕事がなくなってしまうかもしれないという空気が蔓延しています。

クリエイターたちは、自分たちの創造的な仕事に対する脅威になりうると感じています。


インターネット上に流れるデータは、もはや何が本物で何がつくられた偽物なのか、見分けがつきません。

研究者や政治家は、この技術の発展が「人類にとって取り返しのつかない事態を引き起こすかもしれない」 と真剣に議論しています。

この歴史的な技術革命の主人公にして、本書のテーマである技術こそが「生成AI(Generative AI)」です。


歴史上、汎用技術とされる技術の登場直後は、その技術が良くも悪くも社会に多大な影響を及ぼし、以降の人類発展の方向を決定づける契機となっています。

ただ、これまでの汎用技術で起こった変化も長期的に見て大きなものではありましたが、その変化のスパンは数十年から数百年単位というものでした。

それらの汎用技術が登場した時代の人が1、2年後にタイムスリップしても、社会構造が激変していると感じることはなかったはずです。


産業革命は18世紀中盤から19世紀にかけての長い期間を経て、社会の生産構造を変えました。

インターネットの登場は20世紀中盤でしたが、一般家庭に普及し始めたのは21世紀に入る直前でした。


一方、生成AIはその影響があまりにも大きく、これまでの汎用技術とは比較にならない速度で変化が起きています。

2022年前半の私を、2023年の現在に連れてきたらどうでしょうか。

ネット記事やSNS、新聞の見出しなどを見て、どれだけびっくりするか想像もつきません。

昨年に生成AI革命が起こってから、本書の執筆段階までに起きたことのみを挙げても、すでに数十年分の技術革命があったかのような様相です。


ChatGPTの発表直後、Google社は社内にコードレッド(厳戒警報)を発令したとされています。

ChatGPTの出現が、Google社の検索事業に深刻な影響を与えると判断されたためです。

実際、Google社に対抗する Microsoft社は、すぐに検索エンジン 「Bing」 に ChatGPTを搭載し、 Google検索エンジンを追いかけています。

1つの技術によって、突如、世界一の企業の地位が脅かされる事態になっているのです。


そのMicrosoft社は、私たちが普段利用するパワーポイントやワード、エクセルなど、ほとんどのビジネス製品に生成AIを搭載すると発表しました。

私たちの生産作業が 根本から変わろうとしています。


画像生成AIで生み出したアートは、アメリカの芸術コンテストでグランプリを獲得し、ドイツの世界的な権威ある写真コンテストで入賞するレベルに達しています。

突如として、すべての人間に、今までのプロクリエイター並みの作品を生み出す力が解放されたと言っていいでしょう。

教育も生成AIで大きく変わろうとしています。


東京大学をはじめとする国内の各大学は、生成AIの利用に関する声明を発表しています。

問題への解答やレポートの作成に生成AIが使われる事態は容易に想像でき、従来の教育方法は成立しなくなるでしょう。

生成AIに聞けば大体の疑問は解決し、対話的な議論も可能なことから、現在のように教員が生徒に知識を与える教育形式にも変化が起きるかもしれません。


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今井翔太氏は「生成AIのすさまじい勢いの進化」についてこう述べている。


『生成AIに関する論文がすさまじい勢いで量産されています。

1ヶ月、1週間どこ ろか、2日や3日で常識が覆ることも少なくありません。

Google社が生成AIに関する重大な告知をした数時間後に、 OpenAI社がGPT-4を発表して何もかもがひっくり返ってしまったことがありました。

私が研究機関で講演をしている最中に、講演で言及していたトピックが更新されてしまったこともありました。

あまりにも発表される論文が多すぎて、研究者でさえ消化しきれていません。

AI研究と言っても、分野はかなり細分化されていて、本来は生成AIとはあまり関係がないAI研究も多く存在します。

ところが今や、各分野の研究者が一斉にそれぞれの専門知をもって生成AIにアプローチしています。

研究者たちは、自分たちの研究がある日突然ひっくり返されてしまう恐怖感と、後世に語り継がれるであろう劇的な時代にめぐり合えた幸福感の狭間にいます。』



生成AIの研究者たちの究極の目標は、汎用人工知能。

つまり、AIが人間の知能を追い越す日がいつなのか、ということだ。

それが、いわゆる「シンギュラリティ」だ。


人間の脳を超えたAIは、そこを起点に加速度的に進化を遂げると予測されている。

おそらく、何年後かに過去を振り返ったとき、あの時が大変化の始まりだったなと気づくのが、「生成AI」が爆誕している今。


変化に乗り遅れないため…

生成AIへの理解をさらに深めたい。






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