AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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逆境に対する姿勢で人は問われる 人の心に灯をともす 3937より 写真はMさんからいただいたプレゼン...

2020年02月29日 | 
【逆境に対する姿勢で人は問われる】3937



ジェフ・ケラー氏の心に響く言葉より…


さてここで、悪い状況や問題、失敗がもたらす7つの恩恵について指摘しよう。


1.バランスのとれた物の見方ができるようになる

命にかかわる病気から生還したなら、タイヤがパンクしようが屋根が水漏れしようが、もうそれほど困らない。

自分の人生における大切なことに目を向けることができるようになる。


2.感謝の気持ちを持てるようになる

人は何かを失って初めて、その大切さに気づく。

感謝しなければならないことに意識を集中すれば、生活にさらに多くのものをもたらすことになる。


3.潜在能力を引き出してくれる

窮地を切り抜けたり障害を乗り越えたりしたあとで、人は精神的により強くなる。

人生はあなたを試し、あなたはその試練に耐えたのだ。

だから、次のハードルが現れたとき、あなたはよりうまくそれと取り組むことができる。

問題と試練は、私たちの中にある最善のものを引き出してくれる。


4.変化を起こし、しかるべき行動を取るよう激励してくれる

生活がどれほど退屈であったり苦痛であったりしても、ほとんどの人は慣れ親しんだ古いパターンにしがみつく。

心の姿勢を変えようという気になるには、危機的状況やたびかさなる困難に直面する必要がしばしばある。


5.貴重な教訓を与えてくれる

失敗したベンチャー・ビジネスの例を考えてみよう。

起業家は次のベンチャーで大成功を収めるための何かを学んでいるのかもしれない。


6.新しい扉を開いてくれる

ある人間関係が終わり、より満足のいく人間関係が始まる。

失業して、よりよい仕事が見つかる。

これらの例では、「問題」はまったく問題ではなく、姿を変えたチャンスである。

人生のひとつの扉が閉ざされても、よりよい扉が開かれるのである。


7.自信と自尊心を築き上げてくれる

障害を克服するために必要なすべての勇気と決意を持つとき、気力がみなぎり自信がつく。

自尊心が高まり、そのポジティブな気持ちで次の行動に取りかかることができる。


『できる人とできない人の小さな違い』ディスカヴァー




逆境や問題から学ぶことができ、成長することができる人は、それを「人のせいにしない」。

そして、まわりのせいや、政治や時代のせいにはしない。


政府が悪い、トップが悪いといくら言っても、今まで起きてしまったことの状況は変わらない。

ダメな経営者が「景気が悪いから我が社も悪い」と言っているようなものだ。

つまり逆に、「景気がいいから我が社も良い」というなら、その経営者はいらないことになる。

すべて景気任せだからだ。


声高に誰かを非難している人は、自分の胸に手を当てて考えた方がいい。

もし、自分がそのトップの座にあったらどんな手を打つかと。

もっとましな手が打てたのかと。


決断を下すには、様々な条件が重なり、何かを選べば何かを捨てなければならない。

全員がオッケーになってハッピーになることなどこの世に一つもない。

そして、状況は刻々と変わり、昨日打った手は今日は正解ではない。


その中で決断するのだ。


結果を非難するのは誰でもできる。

それは、冷暖房の効いたテレビの前で、死闘を繰り広げるボクサーを見て罵(ののし)るようなもの。


「逆境に対する姿勢で人は問われる」


今、生かされていることに感謝し…

人のせいにせず、さわがず、

目の前のやるべきことを淡々とまっとうする人でありたい。






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