【お父さん、日本のことを教えて!】4103
赤塚高仁(こうじ)氏の心に響く言葉より…
ある女子高生の話です。
彼女は高1のときにアメリカに留学しました。
アメリカの文化を学ぶためです。
ホームステイ先はカリフォルニア州にあるテハチャピという小さな村にあるアメリカ人の家庭でした。
日本人が住んでいない地域でしたので、知らない国からやってきた女子高生にみんな興味津々でした。
学校に行けばクラスメイトが聞いてきます。
「ねえ、日本って、どんな国?何があるの?」
彼女は質問されるたびになれない英語で全力で答えました。
あるとき、ホストファミリーのお母さんが彼女に聞いてきました。
「日本はいつ、誰が作った国なの?」
彼女は答えを知りませんでした。
「えっ、いつだろう?うーん、わからない。教えてもらってないし」
ホストファミリーのお母さんは、驚き、そして諭(さと)すように言いました。
「そうなの。教わってないのね。でも、知らないのは日本に対して、あなたの愛がないからじゃないかしら。自分の国を愛せないで、ほかの国を愛せる?あなたは何のためにアメリカに来たの?」
「アメリカや世界を知りたかったから」
「そう。でも、あなたが知るべきはアメリカや世界のことじゃない」
「…。日本のこと?」
「そう、まずは自分の国ことをわかったほうがいいわ。自分の国を知って愛せなければ、アメリカで信頼を得るのは難しい。いえ、どこの国に行っても難しいでしょうね」
ときは2002年。
まだインターネットもいまほど普及していない時代でしたから、日本の歴史について調べたくても、アメリカにいる彼女には調べるすべはありませんでした。
その女子高生は、うつうつとしながら1年を過ごし、アメリカから日本に戻るやいやな、父親に涙ながらにうったえました。
「お父さん、日本のことを教えて!何も答えられなくて、ほんとうに悲しかった」
この女子高生とは、私の一人娘です。
『お父さん、日本のことを教えて!』自由国民社
https://amzn.to/3jLK02i
赤塚氏は本書の中で、日本の建国についてこう述べている。
『日本のなりたちについて、日本の現代の小学校や中学校の教科書では、触れられていません。
だから多くの人は「日本はいつ、誰が作ったか」を知りません。
一方、アメリカで出版された中学1年の歴史の教科書には、「日本のストーリー」として次のように書かれています。
日本の子どもたちは、学校で次のように学んでいる。
イザナギという権威ある神が、その妻イザナミと共に「天の浮橋」の上に立った。
イザナギは、眼下に横たわる海面を見下ろした。
やがて彼は暗い海の中にに、宝石をちりばめた槍を降ろした。
その槍を引き戻すと、槍の先から汐(しお)のしずくが落ちた。
しずくが落ちると、次々に固まって、島となった。
このようにして日本誕生の伝統が生まれた。
またこの伝説によると、イザナギは多くの神々を生んだ。
その中に一人の太陽の女神があった。
女神は孫のニニギノミコトを地上に降り立たせ、新しい国土を統治することを命じた。
ニニギノミコトは大きな勾玉(まがたま)と、神聖な剣と、青銅の鏡の3つを持って、九州に来た。
これらはすべて、彼の祖母から贈られたものであった。
これら3つの品物は、今日もなお、天皇の地位の象徴となっている。
ニニギノミコトはジンムという曾孫(ひまご)があってこの曾孫が日本の初代の統治者となった。
それは、キリスト紀元前660年2月11日のことであった。
何百年もの間、日本人はこの神話を語り継いできた。
この神話は、日本人もその統治者も、国土も、神々の御心によって作られたということの証明に使われた。
現在のヒロヒト天皇は、ジンム天皇の直系で、第124代に当たるといわれる。
かくして日本の王朝は、世界で最も古い王朝ということになる。』
『これは、日本でもっとも古い歴史書、古事記のクライマックス「天孫降臨(てんそんこうりん)」を元に書かれています。
太陽の女神と書かれているのは、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」のことです。
九州と言っているのは、日向の高千穂の峰。
現在の宮崎県のことです。』
欧米の学校では子どもに新約・旧約聖書やギリシャ神話を必ず教えているという。
それに引き換え、日本の授業では教えていないと言ってもいいほど、少ない時間しかそこに時間を割いていない。
日本人なら…
誰もが、日本の歴史を語れる国であってほしい。
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赤塚高仁(こうじ)氏の心に響く言葉より…
ある女子高生の話です。
彼女は高1のときにアメリカに留学しました。
アメリカの文化を学ぶためです。
ホームステイ先はカリフォルニア州にあるテハチャピという小さな村にあるアメリカ人の家庭でした。
日本人が住んでいない地域でしたので、知らない国からやってきた女子高生にみんな興味津々でした。
学校に行けばクラスメイトが聞いてきます。
「ねえ、日本って、どんな国?何があるの?」
彼女は質問されるたびになれない英語で全力で答えました。
あるとき、ホストファミリーのお母さんが彼女に聞いてきました。
「日本はいつ、誰が作った国なの?」
彼女は答えを知りませんでした。
「えっ、いつだろう?うーん、わからない。教えてもらってないし」
ホストファミリーのお母さんは、驚き、そして諭(さと)すように言いました。
「そうなの。教わってないのね。でも、知らないのは日本に対して、あなたの愛がないからじゃないかしら。自分の国を愛せないで、ほかの国を愛せる?あなたは何のためにアメリカに来たの?」
「アメリカや世界を知りたかったから」
「そう。でも、あなたが知るべきはアメリカや世界のことじゃない」
「…。日本のこと?」
「そう、まずは自分の国ことをわかったほうがいいわ。自分の国を知って愛せなければ、アメリカで信頼を得るのは難しい。いえ、どこの国に行っても難しいでしょうね」
ときは2002年。
まだインターネットもいまほど普及していない時代でしたから、日本の歴史について調べたくても、アメリカにいる彼女には調べるすべはありませんでした。
その女子高生は、うつうつとしながら1年を過ごし、アメリカから日本に戻るやいやな、父親に涙ながらにうったえました。
「お父さん、日本のことを教えて!何も答えられなくて、ほんとうに悲しかった」
この女子高生とは、私の一人娘です。
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赤塚氏は本書の中で、日本の建国についてこう述べている。
『日本のなりたちについて、日本の現代の小学校や中学校の教科書では、触れられていません。
だから多くの人は「日本はいつ、誰が作ったか」を知りません。
一方、アメリカで出版された中学1年の歴史の教科書には、「日本のストーリー」として次のように書かれています。
日本の子どもたちは、学校で次のように学んでいる。
イザナギという権威ある神が、その妻イザナミと共に「天の浮橋」の上に立った。
イザナギは、眼下に横たわる海面を見下ろした。
やがて彼は暗い海の中にに、宝石をちりばめた槍を降ろした。
その槍を引き戻すと、槍の先から汐(しお)のしずくが落ちた。
しずくが落ちると、次々に固まって、島となった。
このようにして日本誕生の伝統が生まれた。
またこの伝説によると、イザナギは多くの神々を生んだ。
その中に一人の太陽の女神があった。
女神は孫のニニギノミコトを地上に降り立たせ、新しい国土を統治することを命じた。
ニニギノミコトは大きな勾玉(まがたま)と、神聖な剣と、青銅の鏡の3つを持って、九州に来た。
これらはすべて、彼の祖母から贈られたものであった。
これら3つの品物は、今日もなお、天皇の地位の象徴となっている。
ニニギノミコトはジンムという曾孫(ひまご)があってこの曾孫が日本の初代の統治者となった。
それは、キリスト紀元前660年2月11日のことであった。
何百年もの間、日本人はこの神話を語り継いできた。
この神話は、日本人もその統治者も、国土も、神々の御心によって作られたということの証明に使われた。
現在のヒロヒト天皇は、ジンム天皇の直系で、第124代に当たるといわれる。
かくして日本の王朝は、世界で最も古い王朝ということになる。』
『これは、日本でもっとも古い歴史書、古事記のクライマックス「天孫降臨(てんそんこうりん)」を元に書かれています。
太陽の女神と書かれているのは、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」のことです。
九州と言っているのは、日向の高千穂の峰。
現在の宮崎県のことです。』
欧米の学校では子どもに新約・旧約聖書やギリシャ神話を必ず教えているという。
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