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ネガティブな言葉の後には「だけど」をプラスする 人の心に灯をともす 4070より 写真はMさんからい...

2020年09月10日 | 
【ネガティブな言葉の後には「だけど」をプラスする】



塚本亮氏の心に響く言葉より…


「あー、疲れた」「やるべきことが多すぎて本当に参る」…。

たとえばこのようなネガティブな言葉を口から出してしまっていませんか。

毎日忙しく立ち回った果ての休日、思わず嘆いてしまうのは無理のないことかもしれません。

しかし私たちは無意識に言葉の影響を受けているので注意が必要です。


心理学者のリチャード・ワイズマン教授は、言葉が人に与える影響を調べるために次のような実験を行いました。

被験者は単語が書かれた複数のカードを渡されます。

そして、その単語カードを並べ替えて正しい文章を作るように、しかもそれを早く、正確に行うよう指示されます。


この実験は2回行われ、1回目の実験では「若い」「すばやい」といった単語カードが用意され、2回目の実験では「年老いた」「遅い」といった単語カードが用意されました。

また1回目の実験後と2回目の実験後にそれぞれに、被験者の歩く速さを測定しました。

その結果、被験者の歩くスピードは1回目の実験後の方が速かったのです。

また別の実験では、被験者に単語カードを並べ終えた後に終了の合図を知らせるベルを鳴らすよう指示を出しました。

その結果、「イライラ」「せっかち」などの単語を使った場合が、被験者はもっとも数多くベルを鳴らすことがわかったのです。


また、たとえば「あなたはいつも時間に正確だよね」と周囲の人からよく言われている人は、本当に時間に正確になり、待ち合わせの時間や締め切りを守るようになります。

一方、「あなたはいつも遅刻するよね、時間にルーズだよね」と言われている人は約束の時間に遅れがちになります。

このような人が相手の期待に応えるような行動をとることを「リフレーミング」といいますが、これも言葉の影響を受けているといえます。

このように人は無意識に言葉の影響を受けます。

そしてそれは自分が口にした言葉であっても同様でしょう。


「疲れた」と言えば疲れた表情になるし、「元気です!」と言えば無意識に表情は明るくなり、姿勢もシャキッとします。

ですから言葉遣いには十分に気をつける必要があるのです。


とはいっても、ついついネガティブな言葉が漏れてしまうという場合も当然ありますね。

そのようなときは、即座に「だけど」という言葉を追加します。

たとえば待ち合わせ場所になかなか友人がやってこないとき「〇〇はいつも遅刻するよな」と言ってしまったとしましょう。

このような場合すぐに「だけど」と付け足し、そのあとに続く言葉を考えます。


「〇〇はいつも遅刻するよな。だけど、あののんびりした雰囲気はあいつの良さでもあるよな」「〇〇はいつも遅刻するよな。だけど、いつも行く店を入念に調べてくれるし予約も取ってくれるよな」などというように、良い部分を探すのです。

ネガティブな言葉の後に「だけど」をプラスすることで、モノの見方をネガティブからポジティブに変えるのです。

これを習慣づけると、モノの見方が全般的にポジティブになっていくというメリットもあります。

思考がどんどんポジティブになっていき、それまで嫌だと思っていた仕事に対しても前向きになれるなどの効果が出てくるでしょう。


私もときどき「この仕事はあまり気が乗らないな」と思うときがあります。

そんなときは、「この仕事はあまり気が乗らないな。だけどこの仕事をやり遂げたらきっと自分にプラスになる部分がある。きっと自分は成長できる」と考えます。

そしてその仕事がもたらす目先のプラス・マイナスではなく、長い目で見たとき「自分はこの仕事でどう成長できるか」と考えるのです。

すると、どんな仕事でも必ず「答え」が見つかります。

「答え」が見つかったときには、同時にその仕事への強烈なモチベーションが湧いてくるのです。


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「この仕事を今日中にやらなければならない」「〇〇まで行かなければならない」等々、「ねばならない」という言葉がクセになっている人がいる。

この「ねばならない」が多い人は、不安になったり、イライラしやすかったり、攻撃的になったりすることがあるという。

また、やらされている感が多くなり、どうしても疲れやすくなってしまう。


そんなとき有効なのが、ネガティブなことを言ってしまった後に「だけど」という言葉をつけること。

人は、「だけど」と言った後は、それに続く言葉を自動的に考える習性がある。


「この仕事を今日中にやらなければならない。だけど、これを終わらせたら〇〇ができるぞ!」

ネガティブな言葉の後には「だけど」をプラスするといい。






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