【「念を入れる」という生き方】4038
小林正観さんの心に響く言葉より…
結婚して数年たつが、夫の両親と、なにかと価値観や意見が一致しなかった。
イライラしたり無視したり、けんかこそあまりしなかったが、楽しくない日々が続いていた。
その時に「念を入れる」という話や、いろいろな問題は7〜8割が自分が変わることで解決できるという話を聞き、試しに、ある日の夕食でやってみた。
ご飯を炊くとき、「このご飯を食べる人が健康で幸せになりますように。優しい笑顔の人になりますよう。言葉の一つひとつに温かさをこめられる人になりますよう」と“念”を入れながら、米をといだ。
さらに、すべての料理をそのように念じながら、作った。
その日の夕食はいつもどおり(普通)で、特に料理に関する話は出なかった。
食後、台所で食器を洗っていると、ポンポンと誰がが肩をたたく。
振り返ってみたら、夫の母(姑・しゅうとめ)だった。
何かと思い、緊張して身がまえたら、「今日の夕食おいしかったよ」との言葉が耳に届いた。
耳を疑ったが、確かに姑からの言葉だった。
その夜は父母とも機嫌がよく、その日を境に3人の関係は信じられないほど好転し、「この人たちを私は誤解していたのかもしれない。『何となくイヤ』『合わない』という気持ちが、二人との間に溝をつくっていたのかもしれない」と思うようになった。
「気を入れる」という実験は、信じられないほどの結果をしめした。
26年間アトピーで悩んでいた女性と、1年ぶりに(十数人の会合で)お会いしたときのことです。
私はそのとき、「あなたとは初めてですね」と言ってしまいました。
「とんでもない、もう何回もお会いしているじゃありませんか」
と彼女は笑い、名乗りました。
「え、全然顔が違うではありませんか」
と驚く私に、
「昨年までは厚化粧して来てましたから」
と、彼女は大笑いするのです。
「アトピーが治ったので、今日は素顔なんです。それでわからなかったのでしょう」
皆で、ますます大笑いしました。
話によれば、ありとあらゆる治療をしても、26年間アトピーが治らなかったのに、半年ほどまえからお茶を飲むときに、「私の体の細胞を正常にしてくださって、ありがとうございます」と声に出して言うようにしたら、わずか2週間で発疹が消え、1ヵ月ほどで「普通の人の肌」になったということです。
以後半年、“普通の人”なのだそうです。
他のすべての治療をやめて、これだけにしたということで、「他の治療法はまったくかかわっていない」と彼女は断言しました。
彼女は飲み水(実際に飲むときはほとんどお茶ですが、味噌汁やコーヒー、紅茶などを飲むときも)を体に入れるときに、「ただお礼を言う。感謝する」の1点だけを実行したそうです。
2つの事件を結論づければ、「気」や「念」はどうも存在するらしく、その「気」や「念」は、人の体に入るものに対して顕著に、効果を示すものらしいのです。
いや、「人の体に入るもの」(食べ物、飲み物)だけに限定するのは間違いかもしれません。
すべてが「気」や「念」で解決するわけではないでしょうが、今までやってこなかった人には、とても楽しい“実験”が待っていると言えそうです。
『「き・く・あ」の実践』サンマーク文庫
https://amzn.to/2XCvil0
「き・く・あ」とは、き=『競わない』、く=『比べない』、あ=『争わない』のこと。
また、小林正観さんは、「念」を入れて生きるについてはこう言っています。
『「念」という字を分解すると、「今」の「心」となります。
「念」を入れるということの意味は、とてもわかりやすく文字にこめられているのです。
「今」を大事にする「心」。
今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前にあることを大事にすることです。
目の前の人を大事にし、目の前のこと一つひとつを大事にやっていったとしたら、その「念」を入れた生き方は、必ずや“未来”につながっていくでしょう。
「今」が独立して存在しているわけではありません。
「今」の積み重ねが“未来”をつくっているのです。』
この「念を入れる」生き方は、多くのことに応用できる。
たとえば、ノートルダム清心学園の理事長をされていた、渡辺和子氏のアメリカの修道会にいたときの話がある。
『食事の準備のために、食卓にお皿を配っていた渡辺和子さんに、あるシスターが寄ってきて訊ねたそうです。
「あなたは今、何を考えながらお皿を配っていますか?」
渡辺和子さんは戸惑いつつ、「いえ、何も考えていません」と答えました。
そのときシスターは、「あなたは時間を無駄にしています。なぜ、このお皿を使う人の幸せを祈りながら配らないのですか。この世に雑用という仕事はないのですよ」
そう教えてくれたというのです。』(22世紀への伝言/廣済堂出版)より
飲食店で、料理をつくるときや出すときに「これを食べたお客様が幸せになりますように。笑顔になりますように。ありがとうございます。」と念を入れる。
ダイエットをするなら、食べたり飲んだりするときに、「これを飲んだら(食べたら)、どんどん体重が適正になっていきます。ありがとうございます。」と念を入れる。
「念を入れる」という生き方をしてみたい。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
結婚して数年たつが、夫の両親と、なにかと価値観や意見が一致しなかった。
イライラしたり無視したり、けんかこそあまりしなかったが、楽しくない日々が続いていた。
その時に「念を入れる」という話や、いろいろな問題は7〜8割が自分が変わることで解決できるという話を聞き、試しに、ある日の夕食でやってみた。
ご飯を炊くとき、「このご飯を食べる人が健康で幸せになりますように。優しい笑顔の人になりますよう。言葉の一つひとつに温かさをこめられる人になりますよう」と“念”を入れながら、米をといだ。
さらに、すべての料理をそのように念じながら、作った。
その日の夕食はいつもどおり(普通)で、特に料理に関する話は出なかった。
食後、台所で食器を洗っていると、ポンポンと誰がが肩をたたく。
振り返ってみたら、夫の母(姑・しゅうとめ)だった。
何かと思い、緊張して身がまえたら、「今日の夕食おいしかったよ」との言葉が耳に届いた。
耳を疑ったが、確かに姑からの言葉だった。
その夜は父母とも機嫌がよく、その日を境に3人の関係は信じられないほど好転し、「この人たちを私は誤解していたのかもしれない。『何となくイヤ』『合わない』という気持ちが、二人との間に溝をつくっていたのかもしれない」と思うようになった。
「気を入れる」という実験は、信じられないほどの結果をしめした。
26年間アトピーで悩んでいた女性と、1年ぶりに(十数人の会合で)お会いしたときのことです。
私はそのとき、「あなたとは初めてですね」と言ってしまいました。
「とんでもない、もう何回もお会いしているじゃありませんか」
と彼女は笑い、名乗りました。
「え、全然顔が違うではありませんか」
と驚く私に、
「昨年までは厚化粧して来てましたから」
と、彼女は大笑いするのです。
「アトピーが治ったので、今日は素顔なんです。それでわからなかったのでしょう」
皆で、ますます大笑いしました。
話によれば、ありとあらゆる治療をしても、26年間アトピーが治らなかったのに、半年ほどまえからお茶を飲むときに、「私の体の細胞を正常にしてくださって、ありがとうございます」と声に出して言うようにしたら、わずか2週間で発疹が消え、1ヵ月ほどで「普通の人の肌」になったということです。
以後半年、“普通の人”なのだそうです。
他のすべての治療をやめて、これだけにしたということで、「他の治療法はまったくかかわっていない」と彼女は断言しました。
彼女は飲み水(実際に飲むときはほとんどお茶ですが、味噌汁やコーヒー、紅茶などを飲むときも)を体に入れるときに、「ただお礼を言う。感謝する」の1点だけを実行したそうです。
2つの事件を結論づければ、「気」や「念」はどうも存在するらしく、その「気」や「念」は、人の体に入るものに対して顕著に、効果を示すものらしいのです。
いや、「人の体に入るもの」(食べ物、飲み物)だけに限定するのは間違いかもしれません。
すべてが「気」や「念」で解決するわけではないでしょうが、今までやってこなかった人には、とても楽しい“実験”が待っていると言えそうです。
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「き・く・あ」とは、き=『競わない』、く=『比べない』、あ=『争わない』のこと。
また、小林正観さんは、「念」を入れて生きるについてはこう言っています。
『「念」という字を分解すると、「今」の「心」となります。
「念」を入れるということの意味は、とてもわかりやすく文字にこめられているのです。
「今」を大事にする「心」。
今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前にあることを大事にすることです。
目の前の人を大事にし、目の前のこと一つひとつを大事にやっていったとしたら、その「念」を入れた生き方は、必ずや“未来”につながっていくでしょう。
「今」が独立して存在しているわけではありません。
「今」の積み重ねが“未来”をつくっているのです。』
この「念を入れる」生き方は、多くのことに応用できる。
たとえば、ノートルダム清心学園の理事長をされていた、渡辺和子氏のアメリカの修道会にいたときの話がある。
『食事の準備のために、食卓にお皿を配っていた渡辺和子さんに、あるシスターが寄ってきて訊ねたそうです。
「あなたは今、何を考えながらお皿を配っていますか?」
渡辺和子さんは戸惑いつつ、「いえ、何も考えていません」と答えました。
そのときシスターは、「あなたは時間を無駄にしています。なぜ、このお皿を使う人の幸せを祈りながら配らないのですか。この世に雑用という仕事はないのですよ」
そう教えてくれたというのです。』(22世紀への伝言/廣済堂出版)より
飲食店で、料理をつくるときや出すときに「これを食べたお客様が幸せになりますように。笑顔になりますように。ありがとうございます。」と念を入れる。
ダイエットをするなら、食べたり飲んだりするときに、「これを飲んだら(食べたら)、どんどん体重が適正になっていきます。ありがとうございます。」と念を入れる。
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