【楽しいと運が来る】№2223
桜井章一氏の心に響く言葉より…
「笑う門には福来る」という言葉がある。
この言葉の「福」は「運」と言い換えてもいいだろう。
ではなぜ、笑いが運を招くのだろうか。
まわりの人を笑顔にできる明るい人は、常に前向きで、いろんなことに積極的に取り組む。
何もないところに「楽しさ」を見つけられるのが明るい人の特徴だ。
「毎日がつまらない」と言っている人は、自ら楽しもうという気持ちを失ってしまっている。
日常の些細なことであっても、人生を楽しくするコツはたくさんある。
子供たちは何もない公園や広場でも、何かしら遊びを見つけて楽しく遊ぶことができる。
大人になるとそういった自ら楽しむ工夫や、ちょっとしたことで感動する純粋な気持ちを忘れてしまいがちだ。
毎日がどうやったら楽しくなるかを考え、ちょっとした工夫を取り入れることが、明るく生きることであり、そういう人はまわり人も楽しませることができる。
そしてその「ちょっとした工夫」が結果的に運やツキを呼ぶことになるのだ。
人間には「何も楽しめない人」「自分だけ楽しむ人」「まわりにも楽しみを与えられる人」の3タイプがいる。
「何も楽しめない人」は便利な現代社会の中ですべてが依存的になってしまい、自ら何かを切り開こう、生み出そうという気概を失ってしまっている。
「自分だけ楽しむ人」も自分の殻に閉じこもってしまっているから、まわりの人を楽しませることはできない。
もっとも運を拓くのは3番目の「まわりにも楽しみを与えられる人」である。
運が来ると人は楽しくなる。
つまり楽しいと運が来るということだ。
運に恵まれている人というのは、その相互関係がよく分かっている人なのである。
『運とツキに好かれる人になる』宝島社
『「原因」と「結果」の法則』というジェームズ・アレン氏の言葉がある。
我われの心の中の思いが現実をつくり出す、ということで、すべての結果には原因があるということ。
それは、
「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しくなるのだ」ということでもあり、「運が来るから楽しくなるのではなく、楽しいから運がやって来る」ということ。
些細なことや、つまらなそうなことであっても、その中から楽しみを見出せる人は幸せだ。
そして、自分だけが楽しむのではなく、さらにまわりの人にも楽しみを与えられる人は人から感謝される。
「楽しいと運が来る」
どんなことにも楽しみを見いだし、同時に…
まわりの人にも楽しみを与えられる人でありたい。
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