【運とは、ワクワクするときに生まれるエネルギー】3618
運とは、「ワクワクするときに生まれるエネルギー」だと私は解釈しています。
たとえば、流行っているショッピングセンターやレストランに行くと、そこにはワクワクするような雰囲気があります。
ディズニーランドやハワイに行くことを考えただけで、心が躍(おど)る人もいるでしょう。
そういった場所には、人を元気にする力があるからです。
誰かと出会ったときも、すごく感激したり、うれしかったりするときに、同じようなワクワクするエネルギーが発生します。
それは、そのまま、あなたのまわりに伝わっていきます。
あなたには、今まで「もう一度会ってみたい」と感じた人がいますか?
その人は、間違いなく、運のいい人です。
繁盛する店、成功する起業家は、人を惹(ひ)きつけて離さない魅力を持っています。
彼らは、自分の大好きなことをネタにビジネスをスタートしています。
そして、それをやるのが大好きなスタッフを見つけ、彼らと一緒に毎日を過ごしているから、楽しくて仕方がないのです。
そんな彼らのワクワクエネルギーにつられて、まわりの人は、彼らを応援したくなったり、物を買いたくなったりするのです。
結果的に、それは、その人や会社の運につながります。
運のいい人は、そうやって、自分からワクワクエネルギーを発生させることができるのです。
《成功する人間は、自ら自分の望む環境を探す人であり、自分でそれをつくり出す人である。(ジョージ・バーナードショー)》
明治大学教授、齋藤孝氏は、人生後半を充実させるテーマとして、「ワクワクを増やす」ことを掲げるのがいいという。
『どこかに出かける前、人と会う前、何かを始めるとき、気持ちがワクワクするのは、これからの出来事に期待が高まっているときです。
期待感で心が動いている。 知らずしらずのうちに、ちょっとテンションが上がっている。
「ワクワク」は、「イキイキ」の火つけ役です。
ワクワクのタネを増やしていくことが、イキイキとした時間を増やしてくれます。
では、どうしたらワクワクを増やしていけるのか。
一つは、好きなこと、楽しくなることをやることですね。
二つ目は、いいところ探しをすること。 ただ散歩しているときと、何かいい写真を撮りたいと思いながら歩くときとでは、見えてくるものが違ってきます。 漫然と見るのではなく、いいところを見つけようとすることで、細やかに関心が向くようになる。 それによって、気づきが多くなる。 心が動きやすくなるのです。
三つ目としては、子どものように面白がること。』(人生後半の幸福論 50のチェックリストで自分を見直す /光文社新書)
子どもはワクワクする名人だ。
しかし、大人になるとそれを忘れてしまう。
感動する心や、感じる心が鈍(にぶ)り、ちょっとやそっとでは、心が動かなくなるからだ。
ワクワクする心を取り戻すには、感動する映画や本を見たり読んだりすること。
感動の涙には、ワクワクを取り戻す力がある。
また、時には子どものようにはしゃいだり、ふざけたりすることも大事だ。
心が固くなっている人は、それができない。
そして、大事なことは、いつも新しいことに好奇心があること。
それは、未来に対する好奇心でもある。
老人は未来への好奇心を失った人、だからだ。
また、心がしなやかでなければ、ワクワクすることはできない。
心が柔軟さを失うと、硬直した考えしかできなくなり、余裕や遊びがなくなる。
おさなごころや童心がなくなると、ワクワクできない。
この人ともう一度会ってみたいと思う人には、馥郁(ふくいく)とした余韻(よいん)がある。
余韻のある人には限りない魅力がある。
今一度、ワクワクする心を取り戻したい。
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