国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

不比盛?

2021-06-10 | 日記
月〜金までは夕食後に録画しておいたNHK-BS1の「ワールドニュース」(7時〜)でスペインTVEのニュースを観ます。最近は国内ニュースに続いてペルーの大統領選(決選投票)の報道も。大接戦で結果判明までもう少し時間がかかりそうですが、Lindaも気にはなっているようです。

私が気になるのは候補者の内の一人の名前(姓)。日本でもよく知られた日系人の元大統領(現在収監中)の娘さん(長女)ですが、スペイン語式(J音は日本語の「ハ行」(強め) に近い)に「フヒモリ」と読んでいます。

では本国ではどうなんだろうと思ってそちらのニュースも視聴したら一緒でした。他放送局の動画もいくつかチェックしましたが同様。どうやらそれで定着しているようですね。

(けれどもCNNブラジルではポルトガル語発音で「フジモリ」、他国の方が本来の読みになっているのは面白い。)

現時点では対立候補の方がやや優勢のようですが、もしペルー初の女性大統領誕生となった場合、我が国の報道機関はどうするのか? 私の知る限り習近平(シー・チンピン)氏や蔡英文(ツァイ・インウェン)氏など漢字を音読みする場合を別として(ただし漢字圏でも隣国の文在寅氏は「ムン・ジェイン」、香港の林鄭月娥氏は英語名の「キャリー・ラム」)基本的に原音主義採用のようですが・・・・・「不比盛」になるのか「藤森」になるのか注目しています。

おまけ
 こちらによると藤森恵子氏のフルネームは "Keiko Sofía Fujimori Higuchi"で、ラストネームは母方の姓です。けれども西語では“H”を読まないため「ケイコ・ソフィーア・フヒモリ・イグーチ」と読まれるはず。聞いても(「井口」か「猪口」が浮かんで)「樋口」は絶対に思い付かないでしょう。

おまけ2
 この人が当選したら直ちに父親の恩赦→釈放のため動くことになるでしょう。そして収監に関与した人間(対立陣営)が報復としてブタ箱へ送られることに。この国に限らず南米ではよくあることです。
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