これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

10万円給付とクーポン券 (その2)

2021-12-15 23:24:05 | 政治
【はじめに】
 今週になって、岸田首相はあっさりと10万円全てを現金で給付しても良いと、方針転換しました。松野官房長官のメンツは丸潰れで、可哀そうでしたが、「恥をかくのも給料のうちだ!」と我慢しましょう!

 皆で大きな声を上げたら、政治家を動かす事も出来るのですね! 頑固だった安倍晋三氏は、『安倍のマスク』の配布を撤回しませんでした。安倍のマスクは沢山余ってしまって、現在でも(税金を使って)民間の倉庫会社で大切に保管しているそうです。

【朝令暮改は美徳か?!】
 「朝令暮改をしてはいけない」と言うのが日本人が大事にしてきた教えの一つです。 然し、岸田文雄氏の様に、思い付きで喋ってしまうタイプの人間は、誤りに気が付いたら(直ぐに)訂正発言をする方が良いと思います。

 岸田首相の周りには優秀なスタッフがおられると想像します。そして、岸田首相はスタッフの話しに耳を傾けられる方の様です。今回のクーポン券騒動では、スタッフの意見を取り入れて方針を大幅に変更したのだと類推します。岸田首相にとっては『朝令暮改は美徳』と言えると思います。

(余談) 昔、ある機械を設計・製造・販売していた、社員200名程の組織で働いていました。製造部隊は播州のトンデモナク広い敷地の一角に専用の建物が有り、K工場と呼んでいました。その組織の長が工場長(T氏)でした。

 T氏は誰の意見も聞く人では有りませんでした。T氏が工場長に就任した時、「朝令暮改は美徳である!」と言われ、朝令暮改を連発されました。

 60名ほどの設計担当者を集めて、思い付きのバカげた指示を何回も!何回も!出しました。 金正恩の周りでは、老人達が必ずノートと筆記具を持って、メモを取っています。 同期のO氏と私以外は、必ずノートと筆記具を持って、頷きながら熱心にメモを取っていました。現在の北朝鮮の様な雰囲気でした。

 東京勤務だった私に、夕方・T氏から「明日朝一に皆に訓話するから、お前も来い」と電話が有りました。着替えを持たずに新幹線に乗りました。朝一から待ちましたが訓話は始まりません。女性社員達も夜の9時頃まで待っていましたが、管理職の一人が「今日は無い」と言って回りました。

 結局二晩、ビジネスホテルに泊まって帰ったのですが、新幹線の中で「無駄な出張だったから、何かしよう」と考えて禁煙することに決めました。365日間禁煙しました。 そんな分けで、今でも良く覚えているのです。

【私の間違い】
 私は、「国がどこでも使えるクーポン券を印刷して市町村に配布するのだ」と勘違いしていました。 明確に書いた記事は見つかりませんが、市町村が(多分)その域内でのみ通用するクーポン券を印刷する事になっている様です。 お詫びします。

 特殊なインクを用いたりして、偽物を防止出来る印刷技術を有する企業は全国に沢山は無い様ですから、クーポン券案に固守していたら大混乱になっていたと想像します。


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