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中小企業診断士多年度受験生が頼ってはいけないもの 累計学習時間に甘えない!

2019-12-20 04:48:33 | 診断士受験対策心構え、勉強法

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皆さん、おはようございます。

プロ研修講師・プロコンサルタント・東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長の青木公司です。

本日は川崎で大手企業の研修講師をします。

さて、本日は多年度の中小企業診断士受験生が決して甘えてはいけない実績についてです。

甘えてはいけない実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

それは「学習開始からの累計学習時間です」。

実はこの累計学習時間。数字ほど、価値はありません。

多年度生は特にそこまで大きな価値がないのです。

え?勉強時間が多いのが悪いことだというのか?

そんなことはあるわけがありません。

もちろん学習時間が多いに越したことはありません。

しかし、累計学習時間に甘えるほどの効果的な判断材料にならないといっているのです。

理由は2つあります。

1. 多年度受験生の場合、記憶の忘却曲線などを考えれば、類型で学習時間をとっても、実際覚えている効果は低い

  記憶の忘却曲線の理論で言えば人間は1か月後には21%しか覚えていません。

  多年度で学習しても忘れるものが多くなるので、合格当年の学習時間が多くなければ、毎年、同じことをぐるぐる覚えている部分にとどまり、その先になかなか進めません。

  Aくん:ストレート生が1400時間勉強した。

  Bくん:10年間勉強している多年度生が10年間で3000時間勉強した(一年平均300時間)

  どちらが実力がつきそうか。僕ならAくんかと思います。

2. 学習しているといっても、実際、本当の勝負である「二次試験対策」でなく、その土台の「一次試験学習」をしている時間が累計時間の中でも多くなるため、累計学習時間を一次試験という本当の勝負にかけられるわけではない。

  これも大きいです。しかも多年度生で途中で一次試験に何度も躓いたりして・・・・・。

3. 多年度生で合格していない以上、学習の質も悪い可能性がある

  そう。合格していないということは自分の勉強の仕方、言っている学校や講師の指導もわるく、効果的でない可能性もあります。


結論。

多年度受験生は累計学習時間に甘え、「まだ学習を始めなくていいだろう」、「自分は過去のつちかったものがある」

そういう錯覚は捨てるべきです。

大事なのはこれから。

「合格の当年の学習時間を圧倒的にとり、質も高める」

それが重要なのです。

だから早く、来年に向けて学習を再開してください。

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