おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

里芋を植えたどーっ

2011年03月22日 17時31分09秒 | 日記
やっと晴れた。

まだ風は冷たいけれど、いい天気だ。

黄砂が流れてきているとテレビで言ってた。

少し早めだけれど、里芋2kgを植えた。去年植えた里芋は割りに良くできて、保存にも成功。

3月始めに掘り出して、ご近所に配って食べてもらった。なかなかの評判で、最近は毎日味噌汁の具になっている。とろみがあって美味いもんだ。

もしかしたら里芋栽培、私に畑に土に合っているのかも知れない。

耕していた場所に肥料を入れ、畝を作って平らにして種芋を植えて行く。今日は植えるのを妻が手伝ってくれた。

赤芽2kgと白芽500gを2畝植えた。

美味しい里芋ができたらいいなー

読書記録

2011年03月21日 10時05分05秒 | 日記
頑張ろう東北!!

今朝は昨日からの細かい粒の雨が続いている。

読書記録が滞っているので、最近読んだ本をまとめて記録する。

とても重松清「その日のまえに」よかった。中学生くらいからの若い方に読んで欲しい作品だと思う。
命について情感たっぷりに描いている。涙を流しながら読んだ。

島尾敏雄を筑摩文学全集からいくつか再読。
いちばんは「島の果て」、これは恋愛小説でもあり、こころが熱くなる童話だ。小学生から高校生にも読み聞かせても心に深く届く作品。

若い頃読んで衝撃を受けた「死の棘」はうーん・・・

住井すゑと永六輔の「人間(じんかん)宣言」。
この中でこんなことを永が書いている。
関東大震災の時、デマによる朝鮮人虐殺が行われたという日本史上の負の歴史がある。
しかし、そのデマが飛び交い朝鮮人がデマで踊らされている民衆の追っ手を逃れて、鶴見の警察署に逃げた。その時、署長の大川常吉という人は300人の朝鮮人を署の中に匿い、大川は正面玄関に立ちはだかって暴徒に対面。「井戸に毒が入っているなら俺が飲むから持ってこい」といって、逃げてきた300人を助けたという。

ネットを見ると、今回の震災についてすでにデマが飛んでいる。
しかし、冷静に情報を読んだり見たりすると、上に記したことと同じことをした日本人がいる。中国から研修人20人を救い、自らは津波の濁流に飲まれ行方不明になってしまった日本人がいるということを中国国内で大きく報道賞賛しているという。
池波正太郎の「秘密」は時代小説で面白くいっきに読んでしまった。果し合いで殺した相手の復讐を逃れ、身を隠して武士から医師になって生き延びる男の話。

今、読んでいる乙川優三郎の「生きる」(直木賞を受賞した作品)は、追い腹を巡る殉死の話。最近森鴎外の一連の殉死をめぐる作品を読んでいた(「阿部一族」など)関係で自分としては新鮮味に書けるところがあったけれど、ドラマ化するなら若い人も興味を持つのではないだろうか。
忠義とは何か?命の意味を考えさせる。

日本の救世主になって・・・

2011年03月20日 07時20分37秒 | 日記
天気は下り坂に入った。今にも雲が破れ、雨が落ちてきそうだ。

TVに釘続けになっている。恐らく日本中がそうだろう。馬鹿笑いするお笑い芸人のバラエティーを放映しているが見る気が全く起こらないし、局の無神経さに憤りさえ覚える。

今福島原発では「必死」の放水活動、復旧活動が夜を徹して行われている。

世界中がこの動向に注目している。東電の本社にぬくぬくとして命令だけしている幹部達(「ダラ幹」という言葉が昔使われた)ではなく、現地で不眠不休で働いている原発労働者、そして自衛隊、消防隊、何故か素早い撤退だけが印象に残ってしまった警察機動隊の放水車。放射能の数値が高く危険であるということで途中で取りやめたらしい。

しかし、自衛隊、消防隊ハイパーレスキュ-隊の活動に対しては画面に手を合わせて祈るしかない。「どうぞ日本を救ってください」と。

復興への向けての第一歩は口先だけの政府首脳ではなく、あなた方の手に握られています。strong>

昨夜遅く、その東京消防隊の記者会見があった。その隊長の発言には心の底から慟哭した。
部下を思い、「申し訳ない、深く感謝している」という短い言葉を詰まらせながら涙を流しながら言われた姿は苦渋に満ちていた。

そして家族に当てての連絡はと聞かれて、皆メールで「これから現地に行く」と短い文章で送り、その返信は・・・

あなた、日本の救世主になって下さい

そうだ、あなた方こそが日本の現在(いま)と未来を支えているのだ。

戦争中、数え切れない若者が身を捨てて祖国のために戦ったようにー
多くの特攻隊で死んでいった若者達は決して無駄死にではなかった。あなた方の存在あって戦後日本の精神的支柱になったのだ。

現地で働いている方々は「子や孫達の未来のために」、そして「日本のために」と放射線を浴びながら利他そのももの活動を続けている。
画面で見るしかない自分を恥じながら、日本の社会の立ち直りへの一歩を彼らの活躍で原発が危機が回避されることを祈っている。

どうか、無理をされないように安全には万全をきして欲しい。

菅首相は即刻現地に入って、その活動を激励し隊員を慰労すべきだと思う。
東電の本社に乗り込んで叱責したというが、怒りを爆発させるだけじゃ何もならない。

今阿蘇は野焼きの時

2011年03月19日 13時01分33秒 | 日記
曇り空の土曜日、お昼しながらふと五岳の方向を見ると夜峰山が燃えています。4筋の火が頂上目掛けて駆け上がっています。

阿蘇の野焼きの最後=おおとりがこの目の前の夜峰山。

天気が下り坂なのですが、明日、明後日と雨が降るといよいよ南阿蘇にも遅い春が来ます。

この冬は例年にない寒さで大雪が二度、正月は雪でまる1週間家に閉じ込められました。年越しの作物もいつの間にか消えたり、凍結してその後腐ったり、厳しい冬でしたが、それでも春はやって来ました。

東北では今なお行方不明の方が大勢おられます。避難所生活を強いられている方々30万人。途方も無い被害です。何もかも失って途方にくれる毎日だと思います。
そして、東北はまだ春遠いようです。灯油も電気もなく暖房もか細い状態で寒さに震えておられることでしょう。

遠い九州にいる私は節電したり、日常の生活を見直し、無駄使いしないように自粛、自制するくらいしかできません。

旅行も取り止めました。

今日、教え子達と久しぶりに再会する食事会を計画していたのですが、私はホテル宿泊の予定で計画していたのですがキャンセルし、食事会も欠席することを伝えました。

遠くからやってくる子もいるのですが、ごめんなさい。会って心から楽しめないだろうと思うのです。

被災者1万8千人(現在)。同じ日本に住んでいて、こんな不運を味わっておられる震災被災者のことを思うと、自粛が適当と思いました。
その分を、一昨日地元新聞社が行っている義援金に寄付してきました。

現在、厳しい生活を送っておられる被災者の皆さん、春はもうすぐそこに来ています。次第次第に道路が改修され、支援物資も届くだろうと思います。
仮設住宅の建設も始まっています。

今に絶望しないで、希望をもって生きてください。

私たちは今後も惜しみない支援を続けて生きたいと思います。

めげずに頑張ってください。

心は一つ、ともに頑張ろう!!

2011年03月18日 08時56分54秒 | 日記
東部日本大地震で被災された皆さん、こころからお見舞いを申し上げます。

遠く離れていて、起こっている現実を知ることはメディアしかありません。

まだ知らない厳しい状況があちこちにあると思います。福島原発問題が生起して、地震、津波、放射能と悪夢のように災害が襲い掛かっています。

甥っこは今、自衛隊のヘリを操縦して被災地の救援活動をしています。恐らく自衛隊の皆さん、誰もが不眠不休の活躍をしていただいていると思います。義捐金や支援物資の送付、そして報道を見聞きして涙を流すしかできない多くの国民に代わって、活躍して下さっている自衛隊、警察、消防隊(団)、役場職員、ボランティアの皆さん、そして遠く外国から来ていただいている救助隊の方々に深く深くお礼を申し上げます。

何もできない自分にもどかしさを感じながら、毎日を過しています。

間違いなく戦後最大の国家的難局に遭遇していると思います。2万から3万人の犠牲者・・・次第に数字にマヒしている自分に気付きます。
亡くなった方、行方不明の方は○○人ではなく、あくまで一人ひとりが実在した○○○男さん、○○○子さんであります。決してひと括りにしてはいけないのです。

世界が注目し、同情し支援を寄せている今、卑劣な行為をしている破廉恥な者がいると報道されました。こんな人はこの国から出て行ってください。
こころのない人間と同じ空気を吸いたくありません。

AKBの5億円の寄付驚いています。有名人が続々と寄付したり支援に乗り出していると聞きます。ボランティアが全国から希望申し出者が増えています。
避難所で被災者が自分の食べ物を病人や妊婦、子供たちに差し出している姿を見ると、日本人って素敵だなあと思います、心を強くします。

たくさんの被災者のみなさん、私たちは決して皆さんを見捨てません。復興に向けて立ち上がって下さい。できる限りの支援を続けていきます。
一緒に暮らしやすい明るい未来を築いていきましょう