おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

ダウン・・・

2011年03月09日 07時15分56秒 | 日記
昨日は風はあったが、晴れたので出かけることにした。

無職の生活者がいつどこでも少ない資金だけあればいつどこにだって出かけられる。お昼代と千円でもあれば

どこにしようかと相談の上、山川温泉の近くの「夢の里温泉」にしようということになった。

朝1時間ほど、畑で豆の棚作りをして家を11時前に出発。国道57号を大分方面に走り乙姫で左折、内牧温泉を抜けて大観望から小国へ。通いなれた道だ。つい一週間前もお迎えさんと我が家の3軒でここからおおやま、日田、湯布院温泉に一泊旅行したコースでもある。

ちょうど1時間で夢の里温泉へ到着。

村が運営しているもので、番台はいない。代金の300円を木箱に入れるだけ。流石田舎はこれだ

もう何年前になるだろう、ここを「発見」し通うようになったのは・・・ここでMさんと知り合った。船の船長さんで福岡県に住まいはあるのだが、この涌蓋山麓の山奥に別荘を建て時々やって来るという。

風呂に浸かりながらいろんな話をして、湯から上って自分の別荘まで連れて行ってくれた。以来、葉書の往復はあったものの最近途切れている。またここで会えたら嬉しいが・・・

ここは数年前、洪水で流された。その後村人の共同出資によって再建された。木造の小さく控えめな作りで私には好ましい感じ

温泉は硫黄の匂いが凄い。石作りの湯船、2×4m位の広さでもちろんかけ流しだが、お湯の出口は硫黄で黄色くなっている。お湯には湯の華も浮いている。但し熱いおそらく45度くらいあるだろう。水道の蛇口を一杯ひねって薄めなければ体が煮えてしまいそう。

ふと壁に貼ってある注意書きを見ると、長く浸かってはいけないと書いてある。恐らく、お湯とともにガスも伴っているのではないか?

本を10ページだけ読んで湯から上った。女湯から上った妻がいうにはここにも不心得な者が出没して、女湯の入り口に置かれていた大きな杉材の衝立が何者かに盗られたという。貴重品は絶対の注意が必要だとー

番台がいないからといって、大きな木製衝立まで盗むとは、世も廃れたものだ

そういえば昔ここで、女湯にいた妻が服を脱いでいる時、どうも後ろから視線を感じるので振り向いたら女がカメラを向けていたという。恐らく盗撮したものを売って金銭に換えるプロだったのだろう。

だれも見ていないところできちんと身を処すことができるか、それが倫理というものでありその人の道徳性なのだがそんな時代は終わったのか・・・

さて、その後、もう少し大分県の玖珠の方向に走るともう一つの目的そば屋に至る。
ここでそばを食べたけれどその量が半端な者ではなく妻が頼んだ中盛りが普通の2倍くらいあるし、私が頼んだセットはそばと麦とろ、テンプラ、ゴマ豆腐があって、これも1.5倍くらいの量。
頼んだら残すことに抵抗のある私は全部平らげようとしたけど、妻が諌めるし、お腹も極限状態になっていた。
これがいけなかった。腹一杯になった私たち、もうどこにも行く氣が失せた。

胃が膨れ上がり、運転の疲れもあって帰ってからすぐ2時間寝て、起き出して妻も同じらしく夕飯無し、酒も飲む気分でもなくそのまま早めに就寝。