おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

水の味ってわからない・・・

2011年07月28日 07時26分44秒 | 日記
村にある10を超える湧水池めぐりをした。

マイクロバスに乗って村の水に関わる旧蹟と湧水池を丸一日かけて廻った。久しぶりの社会科巡検のようであった。

案内人はよく知っているJさん。村会議員でもある。いろんな活動をしていて面白い人物だ。

一番有名なものは「はくすい」の白川水源。湧き水をボトルに入れて全国販売している。

明神池、小池、寺坂、川地後、塩井、竹崎、湧澤津、妙見社・・・

500mlのペットボトルに訪れる湧水池のラベルを貼り、それぞれで水を汲んだ。

どこも川底からブクブクと泡を伴って湧いている。それを一本一本とボトルの汲んでいく。

湧水池であまり村外に知られていないところで綺麗だったのは塩井社の池だった。



昨晩、ボトルの水をコップに少量ずつ注いで飲み比べてみた。


ところが、これが全然わからない。冷蔵庫に冷やしているのでどれも冷たくて美味しい。私の舌の感覚が鈍いのだろう。

焼酎で舌の味覚が擦り切れてしまったのだろうか・・・?

水は人間の生存に欠かせない。数年前上海に行った時、ナイトクルージングをするというの出かける時、注意があって皆ペットボトルの水を飲むようにとー

住む地域でそこから汲み上げる水が飲めないのは悲しいことだ。今の福島を考えればわかる。

水はすぐ汚染される。阿蘇だったら火山灰もあるし、農薬を使えば土壌汚染だけでなく水質汚染もある。たとえば蛍が住めなくなった田舎の環境を考えればよい。




水は水質をきれいに保つ努力をしないとすぐだめになる。
この隣町で鶏の処分場建設の話があった。白川水源の毎分3万トン湧き出る水を利用するという。雇用が3、400人出るからという謳い文句で計画が進められていた。排水を上流の川に流す。これは各地の水源を汚染することになると反対した。

町長が代わって計画は中座しているらしいが、いつまた顔を出すかわからない。
今生きている者の為でもあるし、子孫の為でもある。この地域の為で、もあるし全国の為でもある。

水は大事にしなければならない。strong>