おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

恥ずかしいぞ!九州人

2011年07月09日 06時51分52秒 | 日記
空の色が夏色に染まっている。もう本格的なサマーシーズン突入だ。

「九州」がよくニュースに出るようになった。

あの松本大臣。九州人だから東北の地名についてはあまり知らない・・・知らないことの理由付けに出身地を持ってくることないのにーどこの出身だから・・・はだめなの(つまりーを否定する)。こういう考え方を改めることを「運動」としてやってきたのではないのか?

その前に担当大臣として、被害地について詳細な研究をしてから現地へ入ることが必要なのではないだろうか?

大臣様が、総理大臣様が、国会議員様が現地に来られました。地元では形は歓迎するだろうが、相手が「肩書き」で来ているのが見え見えだとすると迷惑なんではないか?復旧復興の資金援助をお願いする立場なので平身低頭でお迎えするのだろうが、あの人たちだって国民の「血税」を使っているだけだし、救援金は国民が自分のサイフから身を削る思いで出したもの。
あーだこーだいってもアメリカのガガさんや真ディーローパーさんの支援の熱意には頭が下がる。



九州電力の陰湿なメール工作事件

副社長が指示していたということだが、関連企業4社にメールが送られ1600人に伝えられたというから聞いてびっくり。
海外から会長という人物が帰ってきてインタビューに答えていたが、この松尾っていうのが印象悪い。社長が謝罪会見していたとき途中で横合いからメモが渡され、発言内容を変えたことがあったけど、社長に指示を出したのはだれか?と報道する側も疑念を示していた。確かに社長の上は国からの指示かな・・・とその時には思ったけれど、国といったって考え方はバラバラだし誰だろうと思った。

結局この会長なのだろう。すごい権力機構になっている。東電でも明らかになったが、一番危ないところで働いているのは何段階かある下請けの構造の底部に雇われている謂わば下層民衆=無告の民。TVに出てくるホワイトカラーの人たちにとっては危険な現地の復旧作業とは無縁。たしかに忙しくはあるだろうが、巨大なビルの中にいてぬくぬくと守られている。そして驚くような給料をもらっているのだ。

組織が巨大化されて行けば行くほど、上下の身分は細かく細分化され、ピラミッドの上部では少数であって権力は巨大に膨張する。日本の社会って江戸時代とあんまり変わっていないのかしらん・・・士農工商さらに被差別民。
松本氏はこういう闘いをやって欲しかった。上に厳しく、下々には細やかな優しさでー
でもあの表現を聞いていると、水戸黄門の強欲代官さまだ。

「民主」党もとうとう襤褸が出てしまった。自民党ってもともとそういう党だから野党としてあーだこーだいっても底は知れている。

不安ばかりで安心して暮らせないような日本の現状。だれかこの窮状を救ってくれるような人はいないのか?