おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

大雨洪水警戒警報発令中!

2011年06月11日 07時31分32秒 | 日記
阿蘇のカルデラは世界有数の規模を誇るのだが、この特殊な地形はいろんな気象上の特色を有している。

私の住んでいる所は南外輪山の内側、標高450mの斜面にあるのだが、この土地の元々の地名が「上尾崩」という。
土地を購入した時に交わした契約書に書いてあった。不動産の係りの人が私達が希望したこの土地について、あまり薦めなかった理由がここにあるのかもしれない。

別荘地で斜面が段々状に宅地化されている。それを小さいところで120坪、大きなところでは300坪以上の敷地を持っているところもある。去年まで田んぼや畑であった場所が今年になると宅地造成され分譲販売されている。ついに田んぼが消えた。簡単にも農地は宅地に転売されない筈なのに、裏のからくりがあるのだろう。
我が家は平均的な広さで220坪。しかし、今は敷地に近接する2反の畑を借りているので広さだけはゆとりを持って生活している。

さて「上尾崩」とは何ぞや

村史を借りて調べたけれどわからない。役場の方に聞いたことはあるのだが、知らなかった。まだ土地の古老に聞いていないのでいつか聞きたいと思っている。

推測だが、昔大雨で谷川が溢れ大規模な土石流が発生したことがあるのだろう。家の東側がぼんと落ち込んでいる。そこに3軒別荘があるし、一番下の平地は今宅地造成中。どう考えてもここは危ないと思う。大金を叩(はた)いて土地を買おうとするのだから地形的な危険さは感知するだろうから、大きな声では言えないが「きっと売れないよな」と思う。

さてこの土地は県道28号線(ここでもまだカルデラの一番下という訳ではない)から上って段では10段目ほど、ここからさらに7段位があって家が建っている。所々は雑木林があり、かなり広い空き地もある。

今ここが崩れるとしたら、複合的な悪条件が重なって想定外の雨量、或いは群発地震で地盤が緩んでいるとかの重なりがあってのことだと思う。まあ安心はしているのだが、窓を激しく叩く雨音、外置きのバーベキューテーブルや自作のテーブル、椅子をシートで包み紐で縛っていたのに朝見るとすべて飛んでいる。





この猛烈な風雨を見ると心がざわめいて来る。さあいざとなったらどこに逃げよう。

発見!!庭の紅葉の木がポッキリ折れているではないかー薄緑色で上の方は少し紅葉して茶褐色になっている綺麗な樹木だったのに。悔しい!やっと背丈を越えて庭木らしくなっていたのに

村の有線であちこちでがけ崩れや浸水が起きているので注意を促している。

柿木も地盤が緩んで斜めに傾いていた。雨合羽を着て支柱を立てまっすぐ立て直して補強した。被害が我が家でも幾許か出ているぞ!
阿蘇の神様どうか、これ以上なにも被害が出ませんように。この場所をお守りください。