わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

スポーツがあたり前にできる暮らしのために・・・「潮流」

2017年10月09日 20時18分28秒 | 日記
 「スニーカーで通勤をしよう」。スポーツ庁がこんなキャンペーンを始めました。低いスポーツ実施率や運動不足の改善のために、官民で連携して取り組むのだそうです
▼歩く習慣を身につけ、1日「1000歩」(約10分)増やす。そこでスニーカー通勤のすすめです。ネット上では「革靴より動きやすいからいい」「スーツにスニーカーって致命的に合わない」など、賛否が相半ばしているのだとか
小金沢ゆか
▼今日は体育の日。これがスポーツ参加につながればとも思いますが、なんとも心もとない。同庁の世論調査では「週1日以上、スポーツする人」は目標の65%にたいし4割にすぎません。20代から40代の働き盛りが最も低い
▼興味深いのはその理由です。「仕事や家事が忙しいから」が最も多く、3割を超えています。仕事に追われ、深夜残業、休日出勤、過労死が社会問題になる現実。「スポーツする暇もないよ」。そんな嘆きが聞こえてきます。その上、安倍内閣は過酷な働き方を助長する「働き方改革」を進めようとしているのですから
▼「時間は人間の発達の場である」。カール・マルクスは労働時間の短縮を求め、それで生まれる自由な時間の大切さを説きました。スポーツすることも、その大事な「発達のための時間」です
▼6年前につくられた「スポーツ基本法」。ここで初めて「スポーツは…人々の権利」と明記されました。スポーツがあたり前にできる暮らしのために。10日公示の総選挙は、そのことも問われています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿