東信医療生活協同組合第29回通常総代会がこのように盛会に開催されますことまずお祝いを申し上げます。
また、今年もご案内いただき感謝申し上げます。
本日の議案書でも触れていますが、1987年(昭和62年)に医療生協が設立されました。振り返りますと、
その前年の1986年市長選で私ども共産党は、上田市の医療を充実してほしい「市民病院がほしい」という
市民の声に応え、選挙戦を戦いました。 その候補者が初代専務として東信医療生協設立に責任を果たさ
れた。唐沢義郎さんでした。
選挙には負けましたが、「上田地域の医療がおおきく改善されていくきっかけをつくることに貢献し、
同時に医療生協の設立は決定的でした。」26年がたちます。
上田市産婦人科病院が出来、信州上田医療センターの充実も図られてきました。今では普通になった人間
ドックの補助金も、一貫として議会で取り上げて来た成果でもあります。
現在上田市民のドック検診は佐久病院がトップですが、二番目は当診療所です。私どもは、地域医療の改
善に一定の自負を持っています。同時に責任もあります。国の基本的スタンスは、社会保障を自己責任と
し、社会保障費の恒久的な削減によって国の責任放棄です。この政治の方向を転換させるため政党として
の責任も痛感しています。
もちろん多くのみなさんの後押しがあってのことですが・・・。参議院選挙が来月から始まります。ご支
援をこころよりお願い申し上げます。
新たな事業展開もございます。国の施策も積極的に取り込むことも必要です。例えば、高齢者福祉計画に
基づく「福祉施設整備事業」があり、医療生協としてすすめようとしている「小規模老健施設」が交付金
の対象に成ります。
金井議員の話では来週あたり公募がはじまると聞きます。すでにその準備は出来ていると思いますが、わ
れわれも情報をいち早くキャッチをし、情報の共有が出来ればと考えています。終わりに、この地域での
医療生協の存在が、地域医療の前進に大きな役割を果たしていることは多くが認めるところです。当医療
生協がさらに成熟し発展されますこと心より願い、日本共産党を代表しての挨拶とします。
ありがとうございました。