前に製作したGPX125に武川さんの5速ミッションを入れたエンジンなんだが、
カウンターシャフトのドライブスプロケット取り付け部のスプラインが削れて無くなってしまったらしく修理のご依頼をいただいているんだが、
製作に使ったCD90用の5速ミッションが販売終了となってしまったらしいとお客様から連絡があった。
とは言ってもCD90なんぞかなり前に販売終了となり部品も欠品だらけなので仕方ない気もするんだが、
修理用の部品も既に無いなんてちょっと冷たいんでないかい?
よって他の修理方を考えたんだが、
CD90用は生産終了になったとしてもモンキー用はまだ販売されてる訳だから、
そっちのカウンターシャフトを購入してケースにQ型エンヂンプロダクツさんの強化ラーを入れるか、
HISPECさんにお願いしてCD90のシャフト径に合わせて先端を加工していただくなど南信州4ミニネットワークを使えば修理は可能かと思われる。
もしくは数年でスプラインが無くなってしまう武川さんの6速は諦めて、
いっその事キタコさんのタイプ3に交換してクラッチを加工するかなど修理方はいくつかあったりする。
本来ならキタコさんの5速を入れるよう換算しても良かったんだが、
GPXなどの中華エンジンに入れるとなるとあちこち加工が必要だったため避けては来たんだが、
そうも言ってらんなくなったため自分のエンジンにタイプ3を入れるよう考えても良いかもしれない。
ちなみにキタコさんの5速ミッションはモンキーケース用とカブケース用が選べるためケースで悩む必要も無く、
武川さんの強化クランクケースにキタコさんの5速を入れる場合などはカブのケース用を買えば良いし、
そもそもモダンワークスさんのCD用クランクケースは強化クランクケースも同然なので個人的にオススメで、
ただCD90用ケースのコピー品なためスタッドボルトは国産ピッチに限るんだけど。
でもカブ90のケースを買うより半額以下だから実は私もこのケースは欠かした事が無いんだな。
実はこの間購入したゴリラのエンジンを載せ換える予定があるため、
ウチで眠っている部品どもを総動員して製作するつもりで、
廃盤になったモダンワークスさんの4バルブヘッドや143ccボアアップキットも使い、
キタコさんのタイプ3を入れてクラッチカバーはスペクラカバーに交換し、
せっかくだからセル付きで作ってみても良いかもね。
まぁ夢見るのはタダなんだが作ってる時間も無く、
私の代になってから初めての会社の決算も控えてるし払う物払ってから考えるか…