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中華エンジンのオイル漏れ修理とS15カムに交換 その2

2015年03月06日 18時24分25秒 | 輸入横型エンジン編


自分の中華エンジン作りの続きなんだけど、
部品がそろったからアップしてみる。

まず2穴タイプのカムを使う場合に必要なカムスプロケットなんだけど、
これはインジェクションのモンキーの純正品。
中華のは使えないからこのカムスプロケを使うのが今はセオリーになっていて、
部品番号は 14321-GBJ-M30 だから、
他のハイカムを用意出来て中華エンジンに流用したい時はこのカムスプロケを使おう。

ちなみに中国製エンジン用のハイカムはカムスプロケの交換の必要は無い。
けど、もう売ってないからこれからはこのカムスプロケにお世話になる事になるだろうね。









今回使う武川スーパーヘッド+R用のS15カム。

このカムの大きい方のベアリングをカムとツライチに合わせて、
小さい方のベアリングは6002Zの片側金属シールベアリングを用意して、
金属シールが無い方をカム側に向けて、
ヘッドに入れてポンチで軽く固定してあげる。

S15カムは12V用カムと長さが違うから、こんな感じで長さを調整してあげる。

しかし、何年か前にも同じエンジン作ったけど懐かしいなぁ。









ヘッドに組んだのがこんな感じ。

使わないんだけど隙間の調整でデコンプを装着して、
このままカムを一回転させてみよう。
もし回らなくなった場合はバルブスプリングが縮み切っちゃってるから、
そんな場合はモンキーの純正スプリングとかの底突きしないスプリングに交換が必要になる。

この作業はどんなカムを使う場合でも必ず確認して、
底突きしないスプリングを使う必要があるし、
超高回転までブン回す場合は底突きしなくて、さらに強化されたスプリングを使うんだが、
経験上強化スプリングを使うほど回さないから、
ストックのバルブスプリングで十分な場合が多いかな。
下手に強化とか入れるとフリクションロスが増えるだけだから気を付けよう。

そんな訳であとは組むだけなんだが、
バルタイ調整が面倒なのがこのカムの特徴だけど、
ここは次に書いて終わりかな。
年度末で超多忙だから少しづつしか作業出来んよ…


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