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南信州のりもの倶楽部♪

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エンジンチューンはやり過ぎに注意

2014年10月22日 15時51分43秒 | TIGER125編


山ちゃんのタイガー125、前に55ミリシリンダーとゼファーのピストンで組んであったんだけど、
圧縮比は高いしバルブはピストンと当たるしと、
問題だらけだったもんだからまた仕様変更した。

今回はタイガーエンジン純正の54ミリシリンダーと、
ピストンはタイだかのメーカーの54ミリハイコンプピストン。
ただハイコンプと言っても見た感じレギュラーガソリンでいけそうなくらいのピストンだから、
使い勝手は良いエンジンになると思う。

だけど問題があってピストンピン径が13ミリ、タイガーエンジンは14ミリだからそのままの流用は無理。







数年前に作ってもらった削り出しのカラーを使ってセンターの部品だけ14ミリにする。
材質は真鍮で過去にこうやってエンジン組んでる人いたんだけど、
潤滑用の穴をこの状態から開けてバリ取りをして組んでみる。

ウチでは昔自作ピストンピンでタイガーエンジンを作ったけど、
見事に折れてエンジンブローしたもんだけど、
今度は大丈夫。だと思う…

もしこのカラーの耐久性が良かったら自分のタイガーやWIN120なんかもハイコンプにしても良いね。







シリンダーのトップの状態なんだけど高さはちょうど良い。
これにメタルガスケットを使って組んでいっても、
リセスはビッグバルブ用だからヒットする事はなさそう。
前はかなり無茶な仕様だったけどこれくらいにしとなかいとさ、
修理してる時間の方がよっぽど長いもの。
このバイクもどれだけ預かってたか分からんよ。

そんな訳でもうしばらくしたら納められそうだから、
ガレージを片付けて次はエンジンを2機バラしてみようかね。


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