やぁ。最近忙しくてなかなか更新の時間が作れなかった「のりもの倶楽部」南信州版へようこそ。
忙しいわ熱くて軽く熱中症になるわで散々な目に合ってます。
ホントに倒れて休んでやろうかな。
さて、前回の予告で中華エンジンパーツの事でも書くなんて言ってましたが、
シャリーの3ATのエンジンの方がやっと進みまして。
まずはこっちを載せておきましょう。
んで、上の写真なんですが、
ヘッドなどブラストが終って洗浄し終わったところですね。
やはり綺麗に見せたいって事でブラストしたんですが、
実はその前にポート研磨してIN側だけ少し拡大もしてたりします。
このヘッドは前も書いた通り結構前の物で、
今の12Vタイプよりはバルブ径が大きかったので、
IN側のバルブ径20ミリに合わせて拡大し、
あのリードバルブが搭載されたマニホールドも同時に研磨しました。
しかしEX側ポートはバルブ径と同じく18ミリあったんでそのまま。
これで少し大きめなキャブでも合わせてやれば少しはトルクフルになるでしょう。
こちらは燃焼室の写真。
内部もブラストしたので綺麗なのは当然として、
磨いたバルブを使って摺り合わせも行うんですが、
バルブシートは結構荒れていたので少し時間かかりましたかね。
おまけにバルブの当たり面が気に入らなかったので、
少しバルブを磨いて当たり面の調整もしておきます。
意外と手がかかっています。
しかしやはり燃焼室は広いですねぇ。
だけどハイコンプタイプの純正ピストンが使えないし、
12Vタイプのピストンはピストンヘッドが凹んでるので、
このままだと圧縮が下がりすぎてしまって、
パンチのないエンジンになってしまうのが目に見えてます。
で、ボアアップなら排気量が増えて吸入空気も増えるので、
燃焼室とのバランスも良さそうだし、圧縮比も保てそうだし、
さらにポートも拡大してあるので丁度良いだろって事で…
本当にボアアップする事にしました。
使うピストンは外して保管してあった48ミリピストン。
写真の左がそのピストンなんだけど、
ヘッドを鏡面加工してあるので鏡のようになってますな。
ピストンを作ったメーカーは刻印の通りJUNで、
ノーマルヘッドを使ったボアアップ用のピストンだったので、
ピストンヘッドは盛り上がっておらずフラットになってます。
これなら上の写真のヘッドとも相性は良いのではないでしょうかね。
ピストンに合わせるシリンダーはデイトナのアルミシリンダーで、
中古を買ったはずだったんだけどなぜか綺麗…
そして排気量の刻印がなぜかありません。
普通ついていそうな縦スジも無かったんだけど、
一応簡単にホーニングをしておきました。
本当に簡単なので1分くらいしか磨かなかったけど、
写真の通り綺麗に磨き上がりましたな。
このピストンとシリンダーを使うと75ccのエンジンが出来上がる事になりますが、
このくらいの仕様ならオイルポンプを気にしなくても良いし、
パワーとの兼ね合いも考えると丁度良いでしょう。
なんたって腰下の耐久性が全く分からないので、
いたずらにパワーアップだけしても仕方なさそうですし。
そんな訳でもう今にでも組めるまでしてあるし、
ガスケットなどの消耗品も全部揃ってるんだけど、
明日からまた忙しくてそんな暇あるかどうか…
でもまた見て下さいな。
にほんブログ村 ← 毎日多くの応援ありがとうございます♪
忙しいわ熱くて軽く熱中症になるわで散々な目に合ってます。
ホントに倒れて休んでやろうかな。
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まずはこっちを載せておきましょう。
んで、上の写真なんですが、
ヘッドなどブラストが終って洗浄し終わったところですね。
やはり綺麗に見せたいって事でブラストしたんですが、
実はその前にポート研磨してIN側だけ少し拡大もしてたりします。
このヘッドは前も書いた通り結構前の物で、
今の12Vタイプよりはバルブ径が大きかったので、
IN側のバルブ径20ミリに合わせて拡大し、
あのリードバルブが搭載されたマニホールドも同時に研磨しました。
しかしEX側ポートはバルブ径と同じく18ミリあったんでそのまま。
これで少し大きめなキャブでも合わせてやれば少しはトルクフルになるでしょう。
こちらは燃焼室の写真。
内部もブラストしたので綺麗なのは当然として、
磨いたバルブを使って摺り合わせも行うんですが、
バルブシートは結構荒れていたので少し時間かかりましたかね。
おまけにバルブの当たり面が気に入らなかったので、
少しバルブを磨いて当たり面の調整もしておきます。
意外と手がかかっています。
しかしやはり燃焼室は広いですねぇ。
だけどハイコンプタイプの純正ピストンが使えないし、
12Vタイプのピストンはピストンヘッドが凹んでるので、
このままだと圧縮が下がりすぎてしまって、
パンチのないエンジンになってしまうのが目に見えてます。
で、ボアアップなら排気量が増えて吸入空気も増えるので、
燃焼室とのバランスも良さそうだし、圧縮比も保てそうだし、
さらにポートも拡大してあるので丁度良いだろって事で…
本当にボアアップする事にしました。
使うピストンは外して保管してあった48ミリピストン。
写真の左がそのピストンなんだけど、
ヘッドを鏡面加工してあるので鏡のようになってますな。
ピストンを作ったメーカーは刻印の通りJUNで、
ノーマルヘッドを使ったボアアップ用のピストンだったので、
ピストンヘッドは盛り上がっておらずフラットになってます。
これなら上の写真のヘッドとも相性は良いのではないでしょうかね。
ピストンに合わせるシリンダーはデイトナのアルミシリンダーで、
中古を買ったはずだったんだけどなぜか綺麗…
そして排気量の刻印がなぜかありません。
普通ついていそうな縦スジも無かったんだけど、
一応簡単にホーニングをしておきました。
本当に簡単なので1分くらいしか磨かなかったけど、
写真の通り綺麗に磨き上がりましたな。
このピストンとシリンダーを使うと75ccのエンジンが出来上がる事になりますが、
このくらいの仕様ならオイルポンプを気にしなくても良いし、
パワーとの兼ね合いも考えると丁度良いでしょう。
なんたって腰下の耐久性が全く分からないので、
いたずらにパワーアップだけしても仕方なさそうですし。
そんな訳でもう今にでも組めるまでしてあるし、
ガスケットなどの消耗品も全部揃ってるんだけど、
明日からまた忙しくてそんな暇あるかどうか…
でもまた見て下さいな。
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はじめまして、ヤスともうします。
楽しく拝見させていただいてます。
僕もATエンジンをダックスに乗せようと去年購入したんですけど、前期50cc6vと後期、12vとクラッチ?遠心?の仕様が全然違うらしくいろいろと調べているところです。ちなみに僕のは後期6vだと思います。
で、ボアアップを試みたのですがストロークの長さが違いシリンダー長が3-4ミリ合わないのでガスケットで調整。ボアアップにともないクラッチも心許ないので強化にしようと思っていたのですが、強化にともなう情報が一切無いんですよね… 隣町にはATエンジンにスーパーヘッドの88にしてる人もいますが。
恐くてまだエンジン回してないです。
もしクラッチ関係情報ありましたら教えていただきたく思います。
こちらも情報ありましたらお伝え致します。
よろしくお願いします
ATエンジンって希少だと思ってましたが、
弄る人は意外と居るもんですねぇ。
で、シャリーのATエンジンの場合ですが、
フライホイールを外してみてジェネレータにポイントが無かったら、
間違いなくCDI点火のエンジンですね。
CDI点火のエンジンはクランクもRクランクと決まっているので、
ストロークの長いエンジンって事になります。
普通Rクランクは12Vしか無いですが、
シャリーの場合は特殊で6VのCDI点火。
ここが勘違いされるかもしれないですねぇ。
なので前期や後期、6Vや12Vと区別するのではなく、
クランクの種類で区別した方が分かりやすいです。
クランクの種類については下のHPでもご覧になって下さいな。
http://hp.kutikomi.net/z50j/?n=page4
もしS、LクランクにG、Rクランクのピストンを入れた場合、
ピストントップが燃焼室に届かず圧縮が低くなり、
G、RクランクにS、Lクランクのピストンを入れるとヘッドを突いてしまいます。
長さはピストンピンセンターからトップまでの長さで計測しますが、
もしRクランクにS,Lクランクのピストンを入れると、
ヘッドガスケットを多めに挟まないとヘッドを突くでしょうね。
ATの強化クラッチですが、特殊すぎて存在してないですね。
そもそもATエンジンの腰下はクラッチの塊ですし、
強化にしようもないと思いますし、そのせいで油温も上がりやすいみたいです。
なので排気量も上げすぎると危険だと思い、僕は75cc
を選択しました。
とりあえずはこんな感じですが、
ATは所詮50ccとしてしか作られてないので、
パワーアップしすぎは寿命を縮めるだけだと思います。
僕もこれからエンジンに火を入れて走行テストするので、
なにかあったら直ぐに更新するようにしますよ♪