
私のDトラッカーなんだが油温が上がるとミッションが渋くなってしまうし、
頻繁に高速道路を走るからオイルにも良くなさそうだからオイルクーラーを装着する事にしたんだけど、
ビートジャパンさんから出ているオイルクーラーキットはかなり高額でそんな大金使いたくないし、
オイルクーラー本体は沢山あるから知恵を絞って安価にクーラーを装着してみた。
ちなみに上の写真はKLX250用のビートナサートオイルクーラーで約5万。
私が売りに出してる実働車のエストレヤが6万円ですが…

まず用意するのはビートジャパンさんのオイルフィルター室のカバーの取り出しキット。
コレが15000円くらいしたが無いと始まらないので単品購入して、
バンジョーボルトはカワサキの純正品と社外バンジョーにリングと内径12ミリと8ミリの耐油ホース。
しかしモンキー用のオイルクーラーを使う事になるしビッグバイクの規格と全く合わないから、
ここが1番悩んだところだがどうにかする。

簡単に言うと12ミリのホースの中に8ミリのホースをブッ刺して抜けないようにバンドで止めてやり、
大きなバンジョーだからネジ山が切ってあるんだけどネジ山を削り12ミリのホースと合わせてやった。
こうすれば8ミリのホースに変換してモンキーのオイルクーラーが使えるようになる。

クーラー本体はホームセンターで買って来たステーをエンジンハンガーのボルトで固定してやっただけ。
KLX250ならこんな場所にクーラーがあると邪魔だけど、
私はダートは走らないからこれでも構わないのさ。
クーラーのサイズなんだけど1.5リッターのオイルを冷やすのに大型の物は必要なく、
モンキー用で普通のなら4段とかミニモトさんのエアクラッシュ16段のクーラーで構わない。
写真のは安い4段コアだけどこれだけでもかなり冷えて冬は外さないとオーバークールになってしまうし、
夏でも走ってれば油温の心配は全くなくなるよ。
今回オイルクーラーを装着するのにかかったお金はビートジャパンさんのキットの半額以下。
ゴムホースなどを使うから安いし性能は充分で、
もしダートを走る方はクーラーを縦に取り付けてタイヤに干渉しないようにしてやれば良い。
ビートジャパンさんのは実際に縦装着だし私のはフロントが17インチだからこれで平気なのだ。
そんな訳で安価にオイルクーラーも取り付けたがもう秋が近いから必要なくなるな。
もっと早く取り付けておけば良かったよ…
ドリトキのクーラーを同様の方法で無理矢理つけたときに数日で抜けた経験があります。油圧の力はすごいです。
本エントリとは関係ないのですが、以前のエントリでW190のキックスピンドルを右ケースにセットしてたロシアの人、
あれは左ケースにセットするとリターンスプリングのストッパーのかかりが浅いのでそうしてるんじゃないでしょうか。
スプリングを巻きながらストッパーを丁寧に押し込めばちゃんと掛かって問題なく組めるんですが、あのロシアの人は
どこかで変な組み立て方を覚えて(吹聴されて)しまったか、単純に不器用なのかもしれませんね。