今日はロンシン125でも組もうかと思ったが、
先に剥離に出すエンジンをバラしておく事にした。
写真のエンジンはカブ50のセル付き4速なんだけど、
腰下からの異音との事で、ついでにクランク交換をして110にするって事になっているが、
見ての通りかなりお疲れのエンジンとなっている。
110ccにするんだからヘッドはビッグバルブになってるのかなぁ？と考えていたが何と12Vのノーマルで、
ピストンは焼けちゃっててクランクから取れなかった。
そしてクランクはやはり純正軽量クランク言われるRRクランクで大端部はガタガタ、
シリンダーは傷が酷く再利用は不可と判断して良いと思われる。
これからボアアップを考えてる方は本当に気を付けていただきたいんだが、
腰上をバラした状態でRクランクとRRクランクの違いは分かるから、
もしRRが入っていたらボアアップしないかクランクを交換する事。
RRクランクはホント貧弱で5000キロも走らないうちに必ず壊れるから、
出来ればボアアップキットを買う前にバラしてクランクを調べていただきたいし、
RRだったらクランク交換する事になるんだし社外のヘッドなど買っておけば逆に安く済むよ。
今回はシリンダーとヘッドは交換となるのでそのままにして、
他の部品はブラストに出す事にする。
とりあえず全バラ完了したんだが、
ガスケットが固く張り付いていて掃除するのに時間がかかり、
バラし始めてからクリーニングに出せるように出来るまで3時間もかかっちゃった。
GPXなんて1時間もあればサッとバラせるんだが、
国産のエンジンだと色々交換されていたりするので無駄にバラす事もあるのだ。
ちなみにクラッチは武川さんの強化遠心クラッチが入っており、
キタコさんのオイルポンプも着いていたんだが、
オリフィスが無加工だったから先に拡大しておいた。
そしてもう1機バラしたいエンジンがあったんだが疲れたので明日にして、
それが終わってからクリーニングに出しにでも行くつもり。
明日は新品の中華エンジンだからまだ簡単だと思うんだが、
初めての140cc遠心クラッチだから楽しみだわ。
おまけ
以前作ったチキンのトマト煮なんだけど今回は胸肉で挑戦してみた。
鶏胸肉はそのまま煮たり焼いたりすると硬くて食えたもんじゃないため、
先に片栗形を付けて沸騰しない程度のお湯でサッと茹でておいたんだが、
やっぱり硬くならずいつまでも口の中に残る事ないから、
鶏肉は食べたいけどもも肉だと罪悪感を感じる方は是非どうぞ。
ただ鶏皮を剥がさずそのまま切っちゃったため絶対剥がしておく事。
鶏胸肉の皮はどう料理しても美味くはならんわ。
あと今日せっかく買い物に行ったのにオレガノかバジル買うのコロっと忘れてた…
