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南信州のりもの倶楽部♪

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ロンシン125にスペクラカバーは装着出来ません

2020年01月17日 21時17分00秒 | オリジナル コンプリートエンジン




今日はロンシンのコンプリートエンジン作りで先ずご依頼通りセミクロストップギアに交換してから組んでいく。

ちなみにギア比は0.916から0.958となるんだがこれだけで登坂路はパワーバンドが維持し易くなるからかなり人気で、
最近は交換しない方が少なくなってしまったくらい。

でもGPXミッションの場合はセミクロスにするだけで1〜4速がフルクロスとなるからお買い得だとは思う。

ちなみにロンシンは1速がスタート重視だから2〜4速がクロスとなるが、
発進でエンストし難いと言う利点もあり、
GPXミッションは1速で吹かしてないとスコンと止まる場合があるがそれも慣れの問題だ。











今日は腰下まで組んでたらまた遅くなり終了。

そう言えばこの間、ロンシン125にスペクラカバーは装着出来ますか?と質問が来たから丁度写真もあるし説明しようと思う。

まずロンシン125は写真のようなクランクエンド形状で先端がクラッチカバーの裏側の凹みに刺さる特殊な構造なため、
これはモンキー純正やCD90クランクとも全く違うためスペクラカバーの装着は出来ず、
とうしても交換したい場合はクランクをモンキーの純正形状の物に交換しないと無理。
よって潔く諦めましょう。

冒頭の写真のようにこのクランクはこんなに長くC100のクランク並に長いんだが、
C100は2次側遠心クラッチだからクランク形状が全く違う。
そこはコピーではないから良く作ってあるわ。

つまりロンシン125は逆言うと元のクラッチカバーしか使えない事になるんだが、
金属加工屋さんでHONDAのロゴを掘ってもらえればCD90とソックリとなる。
今度HISPECさんに頼んで試作してもらっても良いかもだ。

明日は腰上の加工をして時間があれば完成させる予定だからまた見て下さいな。









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