SRX600のバッテリーなんだけど何だか弱々しいから新品を買ってみた。
またいつもの電解液がゼリー状になっている奴で、
ジェルバッテリーやゲルバッテリーとかで探せばほとんどのラインナップはあると思うんだが、
私もDトラッカーで愛用しているがホントにタフなバッテリーだと思う。
冬にナビの充電を切るの忘れて上がらせてしまった事が何回かあったんだけど、
急速充電しないよう低電圧充電してればまた復活してくれるし、
密閉型バッテリーのように一度上がらせてしまうと寿命がかなり短くなる事も無く、
TX7サイズのバッテリーでもう3シーズン目だけど電圧降下もなくまだまだ元気なのが凄い。
昔の安物の密閉型なんて2年持たなかったりが当たり前だけど、
ジェルバッテリーはまだまだだし充電方法さえ間違わなければかなりな超寿命だと思う。
これで高ければ買う気にはなれないけど金額も開放型の半額以下だし、
私なんかはもうジェルバッテリー信者と言っても過言では無いねぇ。
ただ、基本構造は密閉型だから出血多量みたくじわじわと弱くなるみたいな終わり方じゃなく、
死ぬ時は心筋梗塞のようにパタっと亡くなるみたいだから、
寒い日の出先でいきなり充電不可になったりするんだが、
ブースターコードの代わりはどうにでもなるから気にしてはいないかな。
ちなみにどのバッテリーにも電圧や電気を貯めれる容量が書いてあるんだけど、
充電する時にはこの数字を確認してからでないとバッテリーを痛める。
このバッテリーは9アンペアアワーなんだが充電する場合は電流数の10%以下にすると昔習ったから、
0.9アンペア以下で長時間かけて充電するのが正解。
急速充電は電圧を管理しながら短時間で充電するんだけど、
電圧は管理出来ても電流は管理出来ないから完璧ではないし、
そもそも電圧と電流じゃ測り方の回路すら違うからねぇ。
バッテリーと言う溜め池に水を一気に溜めると壁が決壊してしまい、一度決壊した壁は元には戻らない。
だからちょっとずつ溜めて一杯になったら溜めるのを止める。
こう考えると分かりやすいかなぁ。
池から少しづつ水が溢れるなら池を痛め難いでしょ。
開放型バッテリーはその池の土手が厚く、密閉型は薄いと例えると、
土手が薄い池から水が溢れると水が壁を早く削り取り決壊して池に穴が空いて寿命が終わる。
逆に壁が厚ければ池に穴が開く時間がかかる。
だから土手が厚い池、つまり開放型バッテリーは高いってこった。
しかもその水がゼリーみたく粘性がありトロトロだとしたら、
池が少し決壊しても水と違いゼリーはなかなか流れ難い。
だからジェルバッテリーの方が性能は上なのさ。
まぁ今回買ったバッテリーは5000円以下で安いもんだが、
私が車検整備してる暇が無いから部品は安くても手間代が高いだろうなぁ…