南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

エンジンが見えなくなる日?

2017年09月02日 20時45分59秒 | オートバイのある生活


今日は多忙だったが夕方にまたエンジンを組んでいた。

この前バラして粉体塗装に出して戻ってきた中華110ccで、
依頼通り艶ありのブラックに塗ってもらいスネークモータース製K-16に積む予定みたいで、
このバイクは最初からエンジンが黒く塗装されているからって事でイメージを崩さずエンジンを換装するみたい。

実は前にGPX125に結晶塗装を施したエンジンを作ったんだけど、
写真は伏せておくがこんな事も出来るからエンジンを塗装したいって方はどうぞ。

ちなみに結晶塗装を施したGPXが載ったバイクはどこかのモーターサイクルショーかデモ機として展示されているみたい。
よって運が良ければ見れるかもだ。

しかしデザインがシンプルなバイクだとエンジンの存在を隠したいのか黒く塗られる事が多く、
それならエンジンどころか物の存在が全く分からなくなる技術が可能になりつつある。









世界一黒い物質 べンタブラック





動画を見れば一目瞭然だがこの物質は光を全くと言い切って良いほど反射しないから空間に黒い穴が空いているように見えてしまう。
よってこいつをもしエンジンに塗装出来ればエンジンの存在が分からなくはなると思われる。

ただね、この物質が売られると悪用も簡単だからまず無いはず。
黒ずくめの人間が悪い事したって人間の目では見えないんだから人相すら分からない。
名探偵コナンの黒い人みたく目玉の存在しか分からないんじゃ捜査も難しいだろう。

当たり前だがベンダブラックは売ってないし光が反射しては困る望遠鏡などに使われるみたいで、
科学的な使い方限定にしないと大変な事になるから、
もし販売されても金庫保管前提の毒物や銃弾と同じ扱いになるはずで私らは見る事が無いと思うが。

話を戻すと組み立て中のエンジンは腰下だけが終わってるから来週には完成してお返しが可能なはず。
そしてまだバックオーダーもあるんだけどエンジンとピストンが全く販売されないから困ったなぁ…

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