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南信州のりもの倶楽部♪

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ゴリラに最強の中国製エンジン登載

2008年05月30日 21時03分55秒 | 輸入横型エンジン編
やぁ。今週の仕事の山を越えて遊びまくってる「のりもの倶楽部」南信州版だよ。
いやぁ、今週は働いたわ。
もはや1人での許容量を超える量だったけど、
これを乗り切れたって事は1人でも何とかなるって自分で証明したようなもんではないか…

今日は横型エンジンの師匠であるHさんが来訪いたしまして、
エンジン積み替えの後の作業を一緒に行っておりました。
しかし凄いエンジンですねぇ。
中国製とは書いたけど本当は台湾製のエンジンで、
その名もタイガーエンジン。
サイドには「TIGER 125」としっかり刻印されとります。
しかし中国製はドラゴン、台湾製はタイガーと、
どこかのスカジャンみたくなってますな。

このエンジンはクラッチがCD90のパクリである2次側で、
しかもポート径やらヘッドの作りやらボアとストロークのサイズなどは、
まんまタケ○ワのエンジンのパクリみたくなってます。
簡単に言うとスーパーヘッド積んでボアとストローク増やして125ccにしたようなもんです。
ピストンは何と54ミリのが入ってるみたいで、ストロークは54ミリ、
イン側のバルブ径は27ミリって聞いた事ある数値ではないでしょうか。
コピーエンジンもここまで来たか…

しかしそんなデカいエンジンがドノーマルの車体にポンと乗る訳も無く、
ペダルやステップはあちこち当たりまくってしまうので、
削ったりの加工を施して上手くまとめた訳です。
現物合わせって奴ですね。

終ってから試乗させてもらいましたが、
やはり凄いパワーで、スイングアーム長はノーマルのためか、
全開にするとフロント浮いて危ないったらないです。
で、聞いたところ、
このエンジンはカムがしょぼくて上は回らないので、
またヘッド加工してカムはベアリング付きのハイカム組んで、
高回転が気持ち良く回るようにしたみたいです。
ここまで自分でやるなんて変態です。

でも前に積んでいたハイカム仕様の125ccエンジンが空いたため、
これでやっとワタクシもシナエンジンを積む事が出来そうです。
積む前に配線加工してフルトラ化して、
ある程度のチェックを済ませてからになりますが、
その間は組み上がったばかりのエンジンのナラシでもして待つとしましょう。

そんな訳で今日は組み立て編を書けませんでしたが、
続きは来週からにして、
週末は遊び呆ける事にしましょうかね。
それではまた見て下さいな。



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コメント (4)
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