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西国三十三ヵ所巡礼の旅  第2回  その2 粉河寺

2010-11-22 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


紀三井寺の次は 粉河寺(こかわでら)へ。
粉河寺は和歌山県北部を流れる紀の川に沿い、和歌山市と高野山とのほぼ中間に位置する。
約35000坪の広大な境内地、200mに及ぶ石畳の参道、大小20有余の堂塔伽藍、名勝指定の
粉河寺庭園等が織り成すたたずまいは壮観である。(HPより)



画像クリックで8枚です。 non_non様のソースをお借りしました。





 
開基:大伴孔子古(おおとものくじこ)
宗派:粉河観音宗(こかわかんのんしゅう)
本尊:千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)
創建:宝亀元年(770年)
御詠歌:父母(ちちはは)の恵みも深き粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や
 




770年(宝亀元)に創建され「枕草子」にも登場する古刹。風猛山(ふうもうざん)粉河寺と称する。
粉河観音宗の総本山で、西国三十三カ所第3番札所として名高い。最盛期には七堂伽藍、
塔頭550坊、寺領四万石を有し、高野山、根来寺に次ぐ勢力を誇ったが、秀吉の紀州攻めの
際に諸堂を焼失。
その後、紀州徳川家の庇護と信徒の寄進によって、江戸時代中期から後期に現存の諸堂が
完成した。

大門、中門、本堂、千手堂(いずれも重要文化財)などがたたずむ。
寺の「粉河寺縁起絵巻」は国宝で、本堂は西国三十三箇所の寺院の中で最大級の堂です。







その後、この日の最後の第4番札所・施福寺と続きます。また次回に


西国三十三ヵ所巡礼の旅  第2回  その1 紀三井寺

2010-11-18 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅

11月12日、第2回・西国三十三ヵ所巡礼の旅に行きました。
今回は紀三井寺、粉河寺、施福寺の3ヶ寺で、まず最初は和歌山県和歌山市にある
第2番札所紀三井寺です。
正式名は紀三井山金剛宝寺護国院ですが、山内から湧き出す三つの霊泉(清浄水・
楊柳水・吉祥水)から紀三井寺という名で親しまれてきました。
これらの霊泉は「名水100選」に選ばれています。

伽藍は山の中腹にあって、楼門から結縁坂と呼ばれる231段の急な石段を登ると
境内から和歌浦湾が一望できます。
また関西一の早咲き桜として有名で、「日本さくら名所100選」にも選ばれている
そうです。
境内にはソメイヨシノの標本木があり、関西の花便りは毎年紀三井寺から始まります。  




 


 
 

「結縁坂(けちえんざか)」
 
江戸時代の豪商・紀ノ国屋文左衛門と妻が出会い、結ばれた坂である
云われから縁結びの石段と呼ばれています。

紀三井寺は詩歌・俳諧・小説にと数多くの文学の舞台となっています。
例えば夏目漱石は「行人」に紀三井寺や和歌浦を舞台に選び、
松尾芭蕉も一句 詠んでいます。 『見上ぐれば 桜しもうて紀三井寺』



 
宗派:救世観音宗総本山
本尊:十一面観世音菩薩
開基:為光(いこう)上人
創建:宝亀元年(770)
御詠歌:ふるさとを はるばる ここに紀三井寺 花の都も近くなるらん
 
 
 

 


 

 

平成20年5月、木造の立像仏としては日本最大(高さ約12m)となる総漆金箔張
大千手十一面観音菩薩像が入佛されました。






この後、第3番札所・粉河寺、第4番札所・施福寺と続きます。また次回に


西国三十三ヵ所巡礼の旅  第1回 青岸渡寺

2010-10-27 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


10月13日、いよいよ西国三十三ヵ所巡礼の旅をスタートしました。
1年間全12回すべて日帰り旅行で満願できるというツアーで
まず第1回目は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山にある
第1番札所 那智山 青岸渡寺でした。
宝塚から観光バスで紀伊半島を縦断する長い旅です。
西国三十三所札所会公認先達さんが同行し、バス車内で お参りの作法や 
お経の唱え方、 お寺の説明など丁寧に教えて下さいました。




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ここから130段上ると那智の滝です


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まず那智の大滝パーキングに着きました。
山道入口の鳥居をくぐると鎌倉積みの130段の石段が昔の姿をそのまま
伝えています。周囲は100年を超える大木が繁茂して昼でも薄暗かったです。
落差133mの日本一の直瀑で、絶壁から流れ落ちる大滝は日本三名瀑のひとつ。
滝そのものも那智大社の別宮・飛滝(ひろう)神社と称し那智山信仰の根源。

そこからバスですぐの那智山・青岸渡寺は石段を450段上った所にあります。 
良いお天気だったので山門に着いた時はもう汗だくでした。




 
宗派:天台宗
本尊:如意輪観世音菩薩
開基:裸形(らぎょう)上人
創建:仁徳天皇御代(313~399)
御詠歌:補陀洛や岸打つ波は三熊野の那智のお山にひびく滝つ瀬




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<(1)那智山 青岸渡寺 ここから上ります>



画像をクリックで5枚です。Sakura様のソースをお借りしました。


如意輪観世音を祀る青岸渡寺の本堂は、天正18年に豊臣秀吉が再建
したもので、国の重要文化財に指定されています。

本堂で先達さんとともに習ったばかりのお経を唱えた後、ご住職さまの
法話を聞きました。










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画像は3枚、クリックで2枚目→ダブルクリックで3枚目→釦で最初の画像です


那智山は熊野三山の一つ。熊野信仰の霊場として長い歴史がある。
もともと那智の滝を中心にした神仏習合の一大修験道場だったが、
明治初期に青岸渡寺と那智大社に分離した。
今も寺と神社は隣接していて、双方を参拝する人が多い。(ネットより)


帰りは紀州名産の南高梅の工場にも立ち寄り、美味しい梅干しを買って
中辺路経由で紀伊田辺から高速道路に入り、関空を左に見ながら。。。
長~い日帰りバスの旅でした。