goo blog サービス終了のお知らせ 

マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

謎の石工? 廃寺2

2023-12-20 | 

ランチの後で、しばらく前から気になっていた松阪市岩内(ようち)にある「廃寺」まで足を伸ばしました。

名前は、「瑞巌寺」

見たこともない不思議な姿の石の門をくぐると、別世界でした。

目の前に巨大な梛(ナギ)の木がたっていました。

谷川に沿った境内には不思議な石の造形物が散らばっています。

↑ 足の裏石

中をのぞくと、可愛い弘法大師。

今は荒れ果てて、石は傾き、崩れ、瓦礫と化しているものもあります。

昔(江戸時代)は一体どんな風景が広がっていたのでしょう。

石工は、一人だったのか、集団だったのか?

何か今までにないものを創りたかったのでしょうか?

何を思いながら石を切り出し、そして掘ったのか、

記録もなく、何もわかりません

こんなアーチの石組みは他では見たことがありません。

とてもユニークです。

さまざまな石の造形物(写真はほんの一部です)を見ている内に、

山の自然の岩のくぼみや割れ目も、顔に見えてきました。

ちょうど池(鏡池)の水を抜いて作業中で、

池の真ん中に立つ阿弥陀堂も土台から露出していて、

普段は水中に沈んで見えないであろう石垣や

崩割れた石碑や石の土台などが池の底に散らばっていました。

 

少し山道を登ると滝が二筋あります。

地元の有志が保存のための活動をしているそうですが、

この規模のもの維持するのは大変です。

ぜひ松阪市に頑張ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする