ランチの後で、しばらく前から気になっていた松阪市岩内(ようち)にある「廃寺」まで足を伸ばしました。
名前は、「瑞巌寺」
見たこともない不思議な姿の石の門をくぐると、別世界でした。
目の前に巨大な梛(ナギ)の木がたっていました。
谷川に沿った境内には不思議な石の造形物が散らばっています。
↑ 足の裏石
中をのぞくと、可愛い弘法大師。
今は荒れ果てて、石は傾き、崩れ、瓦礫と化しているものもあります。
昔(江戸時代)は一体どんな風景が広がっていたのでしょう。
石工は、一人だったのか、集団だったのか?
何か今までにないものを創りたかったのでしょうか?
何を思いながら石を切り出し、そして掘ったのか、
記録もなく、何もわかりません
こんなアーチの石組みは他では見たことがありません。
とてもユニークです。
さまざまな石の造形物(写真はほんの一部です)を見ている内に、
山の自然の岩のくぼみや割れ目も、顔に見えてきました。
ちょうど池(鏡池)の水を抜いて作業中で、
池の真ん中に立つ阿弥陀堂も土台から露出していて、
普段は水中に沈んで見えないであろう石垣や
崩割れた石碑や石の土台などが池の底に散らばっていました。
少し山道を登ると滝が二筋あります。
地元の有志が保存のための活動をしているそうですが、
この規模のもの維持するのは大変です。
ぜひ松阪市に頑張ってもらいたい。
コメントありがとうございます。
ほんとに、ビックリしました。
花てぼさんがおっしゃるように、
これ以上崩れないように、そのままの雰囲気を保っつて保存してほしいと、勝手に願っています。
こんな所が、探せば、日本には、まだまだ方方に
残っているのかも。