糺の森で、

目線が地面に近い子どもは、
大人が見ないものを見ています。
小さな子と一緒に散歩すると、
そのことがよく分かって楽しい。

森の中の小さな川岸にしゃがみこんだ１歳児と一緒に
拾った枝で水際をつついていたら、
川底の砂の中からいろんなものが出てきました。


赤いツバキの花が落ちていました。
上を見ると、
見上げるばかりの大きなツバキの木です。

ピンクの花も、
この辺りはツバキがとても多い。


梅かな？桃かな？
かすかにいい香り、梅のようです。
びっしりと花がついています。


林の中にある日突然、散策道と称するものが作られました。
糺の森がどんどん公園化されていくことが苛立たしい。
このような小手先の整備が、何十年か先にどのような結果をもたらすか、
見てみたいような見たくないような…