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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

織殿神社

2024-06-11 | Weblog

道路沿いにこんもりした森、墓地かな、それとも氏神様が祀ってあるのかなと思っていました。

先日また通りかかった時に、ふと車を止めて寄ってみたところ、

「織殿神社」という由緒ある神社でした。

狭い敷地ですが巨木が何本もあって圧倒されます。

凄い瘤のある木がありました。

かつてこのあたりは麻續郷(おうみごう)と呼ばれていたそうです。

現在も、少し離れたところにある神服織機殿(かんはとりはたどの)神社では絹を織り、

神麻続機殿(かんおみはたおりどの)神社では麻を織り、神宮(伊勢神宮)に供えているそうです。

麻の栽培も細々と続けられているようです。

新たに麻畑を作る計画もあるようです。

 

そしてまた、かつて庶民の衣類だった藍染めの縞模様の木綿の織物の製造が

この近く(御糸)で、今も続けられているということに、ちょっと感動します。

町の物産館のような所に行くと、御糸織(みいとおり)のブックカバーや袋などの小物類が置いてあります。

松阪の手織りセンターまで行くと、御糸織の着物や帯が並び、手織り教室などもあるようです。

↑ 御糸(みいと)地区にある御糸織の工場(株・御絲織物)です。

(写真は4年前に撮ったもの)

中を覗くと、織機と藍の甕が並んでいました。

染め上がった布は、この写真の前の広い所に干すそうです。

タイミングが難しそうだけど見てみたい。

 

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・・・♫ラリラリラリラ しらべはアマリリス・・・

2024-06-02 | Weblog

畑の端、道沿いに目が覚めるような赤い花がずらりと並んでいました。

アマリリスです! 

♫ソラソドソラソ ララソラソファミレミド・・・

小学校の時に縦笛や木琴で合奏したのを思い出します。

今の子どもたちも教室で、きっといろいろな曲を合奏している事でしょう。

アニメの曲とか・・・?電子楽器を使うのかな?

 

昔、巷はいろいろな音が混ざって賑やかでした。

大きな声で歌いながら自転車に乗って走って行く人や、

友達と歌いながら歩いていたり、口笛!・・・人も多かった・・・

流行歌は嫌でも耳に入って来ました。演歌や民謡や歌謡曲・・・

さらにアメリカやイギリスのカントリーソング、フォークソング、ロック、ブルース、映画音楽・・・

そして、日本のフォーク、ロック・・・

また、急にブラジルのボサノバが流行ったり、フランスのシャンソンや、ロシア民謡や、

イタリアのカンツツォーネやポルトガルのファドが流行ったり、

今よりずっと多様性!があった気がします。

 

迷惑にならないようにと、賑やかな音楽はすっかり委縮して巷から消えてしまったように見えます。

そしてまた、作曲者、演奏者を保護するという名目の著作権が、実は音楽の本質を奪っていると思います。

環境ミュージックとでもいうのか、当たり障りのない?作曲者不明、演奏者不明の電子音楽が流れています。

歯医者さんの椅子に座って長時間、その電子楽器のバックミュージックを繰り返し聞かされるのが苦痛です。

近所の林の陰にアジサイが咲き乱れていました。

濃い緑とのコントラストが美しい!

 

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マコンデ美術館・タンザニア(アフリカ)の木彫

2024-05-29 | Weblog

雨降りで、外の作業が出来ないので、

以前から気になっていた伊勢にある「マコンデ美術館」へ行ってきました。

↑ 入場券(左)は抽象的な作品「涙」です

東アフリカの中央部に位置するタンザニアはインド洋に面し、日本の2,5倍以上の面積で、

古来からアラブ諸国との交流も盛んだったそうです(ザンジバル島)

今もゾウやライオンやヒョウ、サイ、ヌーなどが棲む自然が豊かな所です。

植民地時代を経て現在、自分たちのアイデンティティを確かめつつ、

ゆっくりと着実に歩みを進めているように見えます。

イスラム教とキリスト教と土着の宗教と、ほぼ同じくらいの比率だそうです。

そのタンザニアの高原、マコンデは彫刻が盛んな所だそうです。

マコンデ彫刻に使われているのはアフリカ黒檀の木。

外側が白く、心材が真っ黒で、緻密で堅く、その特徴を生かした彫刻が見事です。

まるで日本の仏像を思わせるようなものや、

針のように細い手足の細密な精霊たち、シュールな人や獣の姿、

病気や飢餓に苦しむ人々をリアルに表現した彫刻。

現代的な抽象表現の作品、動物・・・

(↑ 絵葉書をスキャン)

見上げるような巨大なものや、手のひらに乗る小さなものまで

圧倒的な作品群でした。

これらの作品は、最初は、イギリスなどが高級家具として利用するために切り倒した黒檀の木の端材を使って作ったものだったそうです。

どの作品にも、創作のエネルギーが溢れています。

平面作品(絵画と染色)の展示もありました。

彫刻作品は写真撮影自由でしたが、絵画は撮影禁止でした。

下はチラシをスキャンしたものです。

 

子どもの頃、アフリカやアマゾンの探検記を夢中になって読みました。

その頃からは、アフリカも中南米も大きく変わり、力をつけ今も動き続けています。

日本のマスコミの情報はアメリカ合衆国とせいぜいイギリス、ちょこっとフランス、ドイツ・・・、

広い世界の他の地域のことは、アメリカの目を通してみる「歪な報道」ばかり、

何も見ずに知らずに「ニッポンすごい」と鳴く井の中の蛙。

いつの間にか日本は世界から取り残されている気がします。

 

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真空パック機

2024-04-22 | Weblog

先日このブログのコメント欄で、よっちゃんが

タケノコの保存に真空パック機を使っていることを書いておられました。

そうだ、真空パック機、という手がある!

調べてみたところ、私たちにも購入できる価格で、大きさも手ごろで、

操作も簡単なものが見つかったので、早速購入しました。

随分昔、ウン十年前、真空パック機が欲しくて調べたことがありましたが、

その時はある程度の性能のいいものはかなり高価で、

しかも、パックのポリ袋は専用のもの(高い)の購入が必要なので、諦めたことがありました。

今は何と、市販のポリ袋が使えるのです。

中味に合わせて、大きさや袋の厚みなどを自分で考えて選ぶことができます。

水分の多いものも、水を吸い込んで排出してパックすることが出来、

また、真空にせずに、袋の口を熱圧着するだけとか、

逆に空気を入れて膨らませて圧着することも出来るという便利なものです。

干し柿も、丁度良い干しかげんの時に真空パック出来る!

甘栗も、佃煮や漬物やお茶や穀類の保存にも役立ちそうです。

やってみなければ分かりませんが、大いに期待できそうです。

 

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原発いらない!

2024-03-24 | Weblog

津市で「さようなら原発」の集会・講演会そしてパレードがあったので、

参加してきました。

この集会は、三重県最大の集会で、毎年3月に開かれ今年で12回目になるそうです。

家から車で50分足らず走って会場につきました。

278台収容という広い駐車場に車がぎっしりでした。

三重県の各市や多くの町が協賛しています。

「おしどりマコ・ケン」さんによる福島の原発の現在、

これまでの東電のすべての記者会見の内容、経過など、

図や映像を使った詳細な報告を聴きました。

自分たちの農作業の環境を調査してほしい、という福島の農民の訴えに(毎年要求している)

農作業中に飲食をしないように、家から農地までは速足で通り過ぎるといい、とか

鼻をかむと良い、などの答弁を繰り返し、決して農民の要求に応じない東電の面々の映像は忘れられません。

また、原発のある自治体が電通に依頼し、それにこたえて電通がネガティブな原発のイメージを

マスコミやツイッター(x)を使って速やかにポジティブに変えていく作戦の話も恐ろしかった。

その後、リレートークが続き、

各団体の反原発の活動報告や、福島から避難してきた人の話、訴訟の報告等々があり、

その後「原発いらない」のパレードに移りました。

今ではデモといわずに、パレードと言うのですね。

会場(後ろの建物・津市アルスプラザ)を出発するところ。

時々小雨が降っていましたが、

「原発いらない」のシュプレヒコールを繰り返しながら、

会場周辺の街中を一周してきました。

私にとっては本当に久しぶりのデモでした。

地震の巣のような日本列島を原発だらけにして、

使えない土地、住めない場所を増やし、人を不幸に陥れ、

一体、日本列島をどうしようというのでしょう。

原発はいりません。

 

 

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縦書き、横書き

2024-03-15 | Weblog

落ちていた、小さな鳥の巣

たまたま読んだ、まったく別の2冊の本の中に、

*外国で、日本で出版された自分の著書を、片方は小説を、片方ではノンフィクションを見せたところ、

「えーっ!縦書き?」とものすごく珍しいものを見たような反応をされた* というシーンがありました。

 

そこで初めて知ったのですが、中国でも、一部の古典以外はすべて横書きで、

韓国ももちろん横書きで、今も縦書きと横書きを併用している日本は珍しい存在だそうです。

 

日本語は漢字とひらがながあって、

どの文字も書き始めは上から、終わりは下。

ずーっとつなげて書くことも出来、縦に流れが出来ます。

それが自然で、文字を横につなげようとするとジグザグになってしまいます。

そして、本は右綴じ。

絵巻物では、時間も空間も上から下へ、右から左へと進んでいきます。

アルファベットは横につなげて書くことができるので当然横書き。

流れは左から右へ。本は左綴じ。

面白いことです。

 

パソコン上では、横書きにすっかり慣れましたが、

本は縦書きでないと読みにくい、

脳の働きは複雑で、頑固です。

 

与謝蕪村(1716~1784)等の俳画では、

句と絵が一体となって抽象画のようです。

文字は静かだったり、踊っていたり、

たまには字を書かなくちゃ・・・縦書きで・・・

ボールペン・・・だけど

 

 

 

 

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図書館のリサイクルフェア

2024-03-10 | Weblog

保存期間を過ぎた雑誌や本のリサイクルフェアに行ってきました。

(伊勢市の大きな図書館のリサイクルフェアは初めてでした)

10時15分頃に到着しましたが、

整理券を貰って、自分の番号が呼ばれるまで、2階の会場に入ることができません。

下の図書室で本を見ながら待ちました。

土曜日なので、親子連れが多く、子どもたちが大事そうに本を抱えている姿が「かわいい」!

1時間半くらいたって、番号を呼ばれて、広い会場に入ると、

ぎっしり並んだ本と、一生懸命本を選んでいる人たちの熱気に包まれていました。

人気のある雑誌などは早い者勝ちなので(午前10時45分までは、冊数制限もある)

早朝、6時半くらいから並ぶ人もいるそうです。

古本屋さんが無くて寂しく思っていましたが、

こんなところに、こんな形で古本を求めて楽しんでいる人が沢山いるのだなと思いました。

雑誌でも、文芸雑誌などは、まだ残っていて、

「文学界」「現代詩手帳」や「世界」などは沢山ありました。

誰も借りる人がいなかったのか、時は経っていても本を開くと中はピカピカで、栞も新しいまま、という本もあります。

写真左上の「山田風太郎」の「室町御伽草子」は32年前の本、もう角が擦り切れていますが面白そうです。

「信貴山縁起絵巻」の画集、

岩波の「図書」2021年の一年分12冊

子どもの本「竹で作るくふう」は私にも出来そうな竹の工作の本です。

他にも持ちきれないほどたくさん貰ってきました(10時45分以降は冊数制限なし)

図書館に行くたびに、宝の山だな、と思いますが、

その宝の「かけら」をこうしてゆっくり手にして楽しめるとは!嬉しいことです。

 

図書館から出ると、

冷たい風が押し寄せ、空は暗く、粉雪が舞っていました。

帰り道いつものスーパーに立ち寄った時には強い風が吹いていて、

霰(あられ)が地面に転がって、

スーパーから出てきた時には晴れていて、

家に帰り付いた時には霙(みぞれ)になっていて・・・

という、この辺りではとても珍しい天候でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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反戦、平和を!

2024-03-05 | Weblog

アメリカの国防省の女性が、

CNNのインタビューに答えて、

「・・・ウクライナで戦争が続くことが、アメリカの経済にとって重要なことなのだ、

武器を作り続けることで、高賃金を得ていることをアメリカの人々は自覚するべきだ・・・」

ということを臆面もなく言い放っていました。

要するに金を稼ぐことが第一で、平和だの、停戦など言うな、と言っているのです。

自国が戦場になるのは許せないけれど、いつも火種を探し、

と言うよりむしろ、火種をばらまき、紛争を拡大し、戦争が続くことを望んでいるのです。

アメリカだけではなく、イギリスも、ドイツも、フランスも・・・

話し合おう、争いをやめよう、武器を捨てよう、という声はどんどん小さくなっています。

日本でも、差別と偏向した報道が蔓延しています。

第3次世界大戦は本当に近いのかもしれません。

核戦争がSFではなくなる時が来るのかもしれません。

 

イスラエルによるガザのジェノサイド(毎日!子どもらが殺され続けている)の背後で

アラブ人(イスラム教徒)を、虫や獣のように見下し、

武器をイスラエルに送るアメリカ、

そのアメリカにひたすら追随を続ける日本は

知らない内にジェノサイドの加害者となってしまっているのかもしれません。

 

かつてのピース・マークのように、

赤・緑・白・黒の4色(パレスチナの旗の色)を使った「スイカ」が、

今、ガザに住む人々へ応援の意思表示になりつつあります。

フエルトで、スイカのブローチを作って、普段使っている袋に付けました。

 

 

 

 

 

 

 

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黄昏時(たそがれどき)の散歩

2024-02-24 | Weblog

「たそがれどき」は、「誰そ彼?と顔が良く見えなくなる時」という意味のようですが、

「逢う魔が時(おうまがとき)」とも言うそうで、

昔からいろいろ想像力が羽ばたく時間帯かもしれません。

父が、日暮れの薄暗い時を、夕間暮れ(ゆうまぐれ)と呼んでいた記憶があります。

ここは、道路沿いと、人家の近くにポツンポツンと、街灯があるだけの田舎です。

冬のぶ厚い雲におおわれたこんな日は、とりわけ暗くなるのが早いのです。

お天気が悪い日が続き、

運動不足で、足腰が少々心配になってきたので、

夕方、雨も止んだようなので、

長靴を履いて、傘を持って、夫と二人で近所に散歩に出掛けました。

辺り一面靄(もや)がかかっていて、何もかもしっとり濡れていました。

見慣れた風景も違って見えます。

2~3キロの散歩でしたが、

帰ってきた時はもう真っ暗。

でも身体は汗ばむほど暖かくなって、

やっぱり歩くのは良いな!

自動車教習所のライト・・・

 

 

 

 

 

 

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白菜の収穫風景

2024-02-23 | Weblog

スーパーへ向かう途中に見かけました。

雨は降ってはいないものの、

今にも降り出しそうな空の下。

白菜畑は賑わっていました。

段ボール箱をどんどん組み立てて、

収穫した白菜を直ぐに段ボール箱に詰めて、運んでいます。

この畑の白菜は今季最後かな?

車を止めて、何枚かパチリ、パチリ、

畑で、直接段ボール箱の中に詰めるとは知りませんでした。

なるほど、その場で傷んでいるものは廃棄したり、根元を切り落としたりできるし、

手で触れる回数も、移動の回数も少なくて新鮮なまま運べそうです。

三重県産、と書いた段ボール箱に詰められて、どこまで行くのでしょう。

 

 

 

 

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