マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

縦書き、横書き

2024-03-15 | Weblog

落ちていた、小さな鳥の巣

たまたま読んだ、まったく別の2冊の本の中に、

*外国で、日本で出版された自分の著書を、片方は小説を、片方ではノンフィクションを見せたところ、

「えーっ!縦書き?」とものすごく珍しいものを見たような反応をされた* というシーンがありました。

 

そこで初めて知ったのですが、中国でも、一部の古典以外はすべて横書きで、

韓国ももちろん横書きで、今も縦書きと横書きを併用している日本は珍しい存在だそうです。

 

日本語は漢字とひらがながあって、

どの文字も書き始めは上から、終わりは下。

ずーっとつなげて書くことも出来、縦に流れが出来ます。

それが自然で、文字を横につなげようとするとジグザグになってしまいます。

そして、本は右綴じ。

絵巻物では、時間も空間も上から下へ、右から左へと進んでいきます。

アルファベットは横につなげて書くことができるので当然横書き。

流れは左から右へ。本は左綴じ。

面白いことです。

 

パソコン上では、横書きにすっかり慣れましたが、

本は縦書きでないと読みにくい、

脳の働きは複雑で、頑固です。

 

与謝蕪村(1716~1784)等の俳画では、

句と絵が一体となって抽象画のようです。

文字は静かだったり、踊っていたり、

たまには字を書かなくちゃ・・・縦書きで・・・

ボールペン・・・だけど

 

 

 

 

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