このところ、寒い日が続いていますが、
外に出てみれば、
茶色い土がむき出しだった地面は柔らかい草に覆われ、
所々はふんわりと膨らんで、草の中に靴が埋まってしまうくらい!
目を近づけると、小さな小さな花がいっぱい。
枯れ枝がごつごつしていた木々にも、少し赤みを帯びた新芽がたくさん出て、
山全体が柔らかな雰囲気になってきました。
どの草も、どの木の新芽も、柔らかくて食べられそうな感じがします。
昔の人は、どの草や木の葉が食べられるのか、どのようにすればいいのか
いっぱい知っていたことでしょう。
木の実の秋と、春の新芽の時期を迎える喜びは、今とは比べ物にならないくらい大きかっただろうと思います。
そして、村の大きなサクラやコブシの花の満開は
田起こしの時期が来たことを知らせるものだったそうです。
↑ モミジの花も咲いています。