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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

5月

2025-05-16 | 自然

右も左も、上も下も、草木の緑が大きく膨れ上がってきました。

草を刈ろうとすると、蜘蛛の巣が顔に絡み、バッタが飛んで、

トカゲが慌てて叢に逃げ込んでいきました。

ウグイスの声はまるでこだまの様で

ホトトギスも『てっぺんかけたか』と鳴きながら飛んで行って、

藪の中では、キツツキが木を叩く音が聞こえてきます。

暗くなるとカエルの声が聞こえてきます。

「ころろころろ」と美しい声で鳴くのはシュレーゲルアオガエル。

そして耳を澄ますとフクロウの『ごろすけほっほー』が聞こえてきて、うっとりします。

暖房も冷房も要らない5月

このくらいの日差し、温度や湿度が長く続いたらいいのにな~

でも、続々やってくる虫たち、生まれてくるものたち、

蚊やそしてムカデも、

蚊取り線香の準備もしなければ。

ああ、5月を伸ばしたい。

車のガラス戸にアメンボがとまっていました。

(アメンボはウンカを殺すので田んぼの益虫だそうです)

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釣りに同行

2025-05-14 | 自然

近くの川に「釣り」に行ってきました。

・・・私は、釣りを眺めていただけ・・・ですが

夫は、うなぎ釣りをやりたくて、

針を買ってきて、仕掛けを自分で作り、

どこが良さそうか、釣り場を探して方々回って、足場が安全で、車を近くに停められるところを探していました。

雨上がりの昨日、チャンスとばかり、家の畑を掘ってミミズを集めて、夕方6時半ごろ出かけました。

川は増水し濁っていました。

↑ 岸辺のノイバラ

私は石段に古タオルを敷いて座り、

夕闇迫る空、岸辺の木々や川面をずーっと眺めていました。

いくら目を凝らしても水の中は何も見えません。

そして竿先を眺めていました。

カエルの合唱が次第に大きくなり、他の音は何も聞こえず、

やがて竿先も見えなくなるほど暗くなって、

懐中電灯の明かりを頼りに、餌を付けたり絡んだ糸を直したりする夫を眺め、

バケツの中の魚を眺めていました。次第に空気がひんやりしてきました。

9時頃終了、

で、なんと!ウナギが4匹、ニゴイを3匹、マブナが1匹釣れたのです。

バケツは直径30cm、

全身ばねのようなウナギの元気!に驚きました。

細くて小さなウナギと他の魚は川に還して、

ウナギを2匹だけ持ち帰りました。

しばらくきれいな水の中で暮らしてもらいます。

そして、何とか料理して食べようと思います。

 

冷蔵冷凍技術の無かった時代、海から遠い地方では、

川の魚は大切なたんぱく源でした。

今では、魚と言えば、大きくて骨も少なくて、生食もできる海の魚が中心で、

川魚は敬遠されています。

でも、今も川には魚がたくさん居る!ということが分かりました。

スッポンや亀が釣れなくてよかった!

 

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アオスジアゲハ

2025-05-07 | 自然

アオスジアゲハがサーッとヒメジオンにやってきて蜜を吸っている、

でもずーっと翅をひらひらさせていてじっとすることがない。

すぐにまた別の花に飛んで行く。

黒い翅に、青い色が鮮やかでとても綺麗な蝶だけど、

写真に撮って拡大すると、

赤い色の模様も入っている。

虫でも花でも一枚の葉でも、、拡大すると、複雑で緻密な色や形があることがわかる。

さらに拡大を続けると、さらにさらに複雑で規則正しい形があって、

もう裸眼では見えない、写真には撮れない、

もっともっと拡大を続ければ、もうアオスジアゲハとは言えない。

そして物理の領域へと踏み込む、

命とはなんだろう、

なぜわたしは生きているのか、

たまたま生まれ、たまたま生きている、

そして生きている虫を見ている・・・

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美しい五月の田んぼ

2025-05-05 | 自然

細いあぜ道に立つと、右も左も、前も後ろも水の世界!

近所の田の半分くらいが田植えを終えたようです。

↑ 未だ苗が植わっていない田のさざ波の様子

↓ 小さな苗が植わっている田

↓ だいぶ大きくなった苗。

夏休みの終わり頃には、黄色くなった稲穂が垂れて、収穫!白いお米が穫れる!

田や水路の形や、機械化や、農薬などがどんなに進化しても、

小さな早苗から稲が育ち米が穫れることに変わりはないのです。

これらの風景を見ていると、櫻が咲くころ、山の神様が、里に下りてきて、

田の神様になるという物語に心が共鳴します。

早乙女の「さ」早苗の「さ」早緑の「さ」早蔵(さくら)の「さ」酒の「さ」は神様を現しているそうです。

↑ 田んぼと麦畑

手前の畑の麦は、もう穂が出そろっています。

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モグラの活躍がすごすぎる

2025-05-01 | 自然

畑も庭でも、すっかり草が茂って見えにくくなりましたが、

歩くと足の下にふわりとした土を感じる部分があります。

モグラが土を掘り返しているのです。

矢印がモグラの通路。

竹林以外は、とにかく縦横に走り回っているようです。

けれど、一度もモグラの姿を見たことがありません!

掘ってみると、トンネルは

浅い所と、深い所にもしっかり作ってあって

つくづく感心します。

穴の直径は、「親指と人差し指で作った輪」位からその倍位の大きいのもあります。

モグラが多いせいか、カミキリムシなどの幼虫を見かけることが少ない気がします。

でもミミズも食べ尽くしているのでは・・・それはちょっと困る。

モグラのトンネルは様々な虫や獣が利用しているそうです。

地面の下の幹線道路のようなものかもしれません・・・

 

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草たちの陣取り

2025-04-26 | 自然

草たちが、

太陽光や水分を存分にとれる場所を得ようと、

我先に地上に茎を伸ばし葉を開く様子は、

陣取りゲームを見るようです。

(↑ ヘビイチゴ、オオイヌノフグリ、キランソウ・・・)

土の下でも、草の種、草の根が、水や栄養分を得るために。

争い、或いは譲り合って、押し合いへし合い、

石や、気に入らない土に出合って、迷ったり・・・

虫に齧られたり・・・

(↑ オオジシバリ?)

(↑ ハルジオン)

どんな草だって、地上で花を咲かせ結実するまでには、

たくさん試練があるのだろうな、

だからとても強くて、こんなにも繁茂する。

それを「雑草」という・・・

(↑ セイヨウタンポポ)

 

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ジャガイモの花

2025-04-24 | 自然

今年のチューリップは最初が赤、最後がピンクでした。

そのチューリップの花が散って

矢車草が咲き始め、

スイトピーも蕾を膨らませています。

芽掻「芽欠き」の終ったジャガイモに花が咲き始めました。

そろそろ追肥、土寄せの時期、らしいです・・・

写真の一番手前はニンニク、中の3本の畝がジャガイモです。

垣根のツツジの赤い色が遠くからでもよく目立ちます

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田植えの季節

2025-04-23 | 自然

田に水が入り、近所は一面水の世界です。

連日雨が降ったりやんだりの曇り空の下で、

田植えが始まっています。

あっちの田でもこっちの田でも、大きな田植え機が、ゆっくり動いています。

人の姿は見えず、声も無く、

鷺がいて、

水の流れる音と、カエルの声だけが聞こえています。

 

 

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地面の下

2025-04-21 | 自然

たった10cmでも、土の中は見えない。

モグラの塚を見て、モグラがいること知り、モグラの動きを想像するけれど、

本当の所、何頭いるのか、どれくらいの範囲を縄張りにしているのかなど全く分からない。

春になって一面に草が生えると益々分からないけれど、

今度は、スコップで地面を少し掘り返すだけで、

ダンゴムシやミミズや、何かの幼虫や、トカゲや、クモやカエルが見つかる。

そして様々な形の草の根や樹木の根・・・

土の中も命に満ち溢れている。

タケノコの根

縦横に張り巡らされている竹の地下茎からタケノコが地上に出てくる。

強くて太い根(地下茎)が1本続いている、それを断ち切ると、ぽこんとタケノコを採ることが出来る。

 

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時は止まらない

2025-04-14 | 自然

クリに先駆けて、

クヌギの花が咲き始めました。

木の下には、今年もウラシマソウが沢山咲いています。

花が咲く、というイメージとはちょっと違うこの花、

最初見つけた時はビックリしましたが、

毎年見ていると、愛らしくなってきます。

タケノコは今年は穫れないかなと思っていましたが、

サンショの木の芽が出そろった今、元気に出始めました。

さっそくメインのおかずとして、

厚切りにして、豚バラの薄切り肉と、甘辛味の炒め煮にしました。

下はタラノメ

クリの木の傍にひょろひょろ伸びていたタラノキを短く切って挿し木したものが、

すくすく育って、今年は、たっぷりと何度も食べられて幸せ!

タラノキの新芽をもぐのは、ちょっとかわいそうな気がするのですが、

もいでも、またちゃんと新しい芽がでてきます。

ほっておけば、芽はグングン大きくなって、傘の様に広がります。

冬の姿は、トゲだらけの棒にしか見えない、面白い木です。

 

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