初めて太陽光発電のことを聞いた時は、素晴らしい、と思いました。
でも、次第に太陽光発電は、
素晴らしいものなどではなかった、というか、
どうやら、自然環境にとって、大変マズイものである、ということが徐々にわかってきました。
けれど、今やすさまじい勢いで広がって、止められそうもない勢いです。

こんもりとした林に挟まれ、小道を抜けた所の、
日の当たる明るい丘は、私のお気に入りの場所でした、
けれど、その片方の丘が丸裸になってしまいました。
太陽光発電にするためです。
あっという間に大きなドングリの木がたくさん切り倒されました。

切り株や地面にはタップリ除草剤を沁み込ませるそうです。
その丘に住んでいた生き物たちは、命を奪われ、住処を奪われました。
また、太陽光発電に使われるカドミウムや鉛やレアメタルなどの金属類(すべて輸入)は
徐々に地面に沁み込んで次第に死の丘になっていくでしょう。
そこに再び命が芽生えるのは困難です。


↑ カナダ製のパネルのようです。
太陽光発電の寿命は20~30年と言われています。
あっという間の事です、でも、世代が変わり、土地の持ち主が変わるなどする中で、
パネルを取り替えたり、きちんとメンテナンスを続けることが出来るでしょうか?
責任者はどこにいるのでしょう?
20~30年後、世の中がどうなっているか、私が見ることはできませんが、
いま、僅かのお金のために、未来を台無しにする太陽光発電が、
猛烈な勢いで日本中で増え、豊かな自然を潰し続けていることは本当に恐ろしい事です。
太陽光発電は国ぐるみの補助金事業でもあります。
その利権をねらって怪しい政治家や業者が蠢く世界でもあるようです。
土地(山や耕作放棄地)をタダ同然で手に入れたり、
電気を売り買いして、大儲けをして笑っている人がどこかにいるのです・・・
そして「あとは野となれ山となれ」原発と一緒です。
でも、山にも野にもなれない、
死の丘になるだけ・・・