GW後半の旅のお話のつづきです。
いよいよ最終日。まずは、八代城跡へ。
ここでちょっと八代城の歴史を
1615(元和元)年に江戸幕府が一国一城令を制定しましたが、
熊本藩は例外的に熊本城と麦島城の一国二城体制が認められていました。
1619(元和5)年の大地震(肥後八代地震)によって麦島城は崩壊してしまいますが、
幕府によって二城体制の維持が許可され、ここに(麦島城とは別の場所に)八代城が築かれました。
そして1870(明治3)年に八代城は廃城となり、城跡は市民公園として整備されています。
かつての本丸には4層5階の大天守と2層2階の小天守、7棟の櫓などがあったそうで、
現在は天守台・本丸跡の石垣、堀などが残っています。
高麗門跡・欄干橋跡の方から中へ入ると、両側には立派な石垣
進んだ先にある階段を上がると、石垣の上に出られるようになっていて、
先程入ってきたところが見渡せるようになっていました
平戸城と同じように、ここにも相撲場がありました。
かつてここには能舞台が設けられていたのだそうです。
八代城が廃城となった後、本丸に設置された八代宮。
城跡内を散策中に見つけた道を登ってみたら、
石垣の上に出ました
ここには石のベンチもあって、
とても眺めがよかったです
春は桜の名所としても知られる八代城跡
お散歩するのにちょうどいい、素敵な公園でした
このあとは、天草方面に向かいました
(つづく)
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