昨日は大相撲五月場所(東京)の千秋楽でした。
幕内最高優勝は、小結・大の里関
ちょうど1年前の五月場所、幕下10枚目格付出でデビューした大の里関。
(※幕下10枚目格付出、幕下15枚目格付出は2023年九月場所後に廃止され、現在の幕下付出は最下位格となっています。)
そこから所要7場所での幕内最高優勝は、もちろん史上最速の記録です
そして石川県出身力士の優勝は、25年ぶりだそうです(1999年七月場所の出島関以来)。
本当におめでとうございます
思い返してみると…
新入幕だった今年の一月場所では、終盤に上位戦が組まれ、11勝4敗で敢闘賞を受賞。
三月場所では、尊富士関と優勝を争い、11勝4敗で技能賞と敢闘賞を受賞。
ようやく髷を結えるようになった(でも大銀杏はまだ少し先の)今場所は、12勝3敗で幕内最高優勝
さらに大学時代に遡ると(国体は2020年と2021年が開催中止となっています)、
1年次(2019年)には国体成年の部個人戦優勝、全国学生選手権大会優勝(学生横綱)
3年次には全日本相撲選手権優勝(アマチュア横綱)
4年次には国体成年の部個人戦優勝(2連覇)、全国学生選手権大会準優勝、全日本相撲選手権優勝(2連覇)
などなど、数々の大会で活躍し、実績十分での角界入りでした。
そして、入門後も注目され続けてきた中で、この活躍ぶり。本当に素晴らしいですね
これからも大の里関らしい相撲で、さらに上を目指してほしいです
恒例の三賞(横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に贈られるもので、殊勲賞、技能賞、敢闘賞の3つの賞の総称)は、
殊勲賞:大の里関(初)
技能賞:大の里関(2回目)
敢闘賞:欧勝馬関(初)
優勝した大の里関、そして新入幕で2桁勝った欧勝馬関が受賞となりました
本当におめでとうございます
今場所もあっという間の15日間
次の大相撲七月場所(名古屋)は、7月14日(日)から、番付発表は7月1日(月)の予定です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます