平戸城の次に訪れたのは、
カトリック平戸教会(平戸ザビエル記念聖堂)
1931(昭和6)年に完成した鉄筋コンクリート造の教会で、
1971(昭和46)年に「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」と改名されたとのこと。
教会の敷地には、ザビエルさんの記念像もありました
ザビエルさんが平戸の地を最初に訪れたのは、鹿児島に上陸した翌年、1550(天文19)年のこと。
その翌年には日本最初の教会が平戸に建立されましたが、その後は迫害も始まっていきます。
(大まかな歴史については、平戸市のHP「平戸のキリスト教布教の歴史」をご参照ください。)
その様子はルイス・フロイス氏の「日本史」にも書かれていました(平戸の不思議な十字架事件など)。
そして、1587(天正15)年の豊臣秀吉による禁教令(伴天連追放令)によって、殉教者は激増。
平戸で殉教した信者の数は400人を超えると伝えられているそうです。
モスグリーンの外観が特徴的な聖堂
聖堂の内部は撮影禁止です
ここでカトリック長崎大司教区のHPより「教会訪問マナー」を引用させていただきます。
教会を訪れる皆様へ
堂内での撮影禁止にご協力を
長崎教区としては、教会の見学マナーとして堂内の撮影を禁止としております。
現代においては、カメラに限らずスマートフォンや携帯電話など、ほとんどの人が
撮影機器をお持ちで、堂内でも熱心に撮影している様子が見受けられます。
長崎教区としては、祈りの空間としての堂内の神聖な雰囲気を保つため
堂内の撮影を禁止とさせていただいております。
カメラでは写せないものを心にお残しください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ただし、小教区行事などでの記録や記念撮影の場合は、この限りではありません。
なお、堂外では、思い出に記念写真を撮影していただいても構いません。
なぜこの話を書いたかというと、実際に撮影している方をお見かけしたからです。
聖堂の入口には「撮影禁止」としっかり書かれていたのですが…。
教会を訪れる際には、ぜひマナーを守って見学しましょう
教会訪問マナーには「カメラでは写せないものを心にお残しください」とありましたが、
平戸教会には、素敵なパンフレットが用意されていました
聖堂内部の柱頭のマーブル模様や中央祭壇の写真も載っています。
写真がほしいな〜という方は、自分で撮影せずにパンフレットをいただいて帰りましょう
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