ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

薪能

2018-10-05 | イベント

昨日は吉祥寺・月窓寺の薪能の日でした

朝から「屋外で薪能をやるには微妙なお天気」だったのですが、

お昼すぎに「むー観(武蔵野市観光機構)」のHPを見たところ、

※天候判断により本日は 武蔵野市民文化会館 にて 蝋燭能 に変更となりました

と書かれておりましたというわけで、今回の薪能は、屋内での蝋燭能に。

武蔵野市長がご挨拶で仰っていたのですが、

前回同じように天候が理由で薪能(屋外)が蝋燭能(屋内)に変更になったのは12年前。

同じ戌年のことだったのだとか

蝋燭能は初めてだったので、これはこれで楽しみでした

 

こちらが今回の会場

私の席はB席だったので2階席(チケット購入時、残念ながら既にA席は売り切れでした)。

ですが、この会場だと写真のとおり、B席でもとても見やすかったです

それから、このところ腰の調子がイマイチな私。

屋外のパイプ椅子というのは、冷えますし、腰によくないのは明らかなのですが、

この会場の椅子はフカフカでとても快適

屋外の薪能の方が風情があってよいのですが、

今回はここでよかったのかも(正直、腰痛がひどくならずに済んでよかったです)

 

さて、この日の演目は、狂言「蝸牛」と 能「恋重荷」。

主な演者の方々は、

狂言:人間国宝・野村万作さん、野村萬斎さん。

能:浅見真州さん、浅見慈一さん、宝生欣哉さん。

上から見ていたので、演者の方々の足運びや体の使い方なども見ることができました

 

演目の解説をしてくださった横浜能楽堂の中村館長によると、

「恋重荷は一言で言うと、ストーカーにパワハラで対抗したお話」

とのこと。たしかに仰るとおりなのですが、思わず笑ってしまいました

でも、とてもわかりやすくていいですね

その解説があまりに的確で面白かったので、中村館長がお書きになった本を買いました

まださっと目を通しただけですが、面白い本なのでじっくり読もうと思います

 

素晴らしい舞台を見た後は、吉祥寺駅へ。

駅ビルは、ハロウィンxねこいっぱい のディズプレイでした

ここで夫と待ち合わせをして、イタリアンのお店へ

ワインを飲みながらの美味しいディナー

とても充実した1日でした


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