昨日は吉祥寺・月窓寺の薪能の日でした
朝から「屋外で薪能をやるには微妙なお天気」だったのですが、
お昼すぎに「むー観(武蔵野市観光機構)」のHPを見たところ、
※天候判断により本日は 武蔵野市民文化会館 にて 蝋燭能 に変更となりました
と書かれておりましたというわけで、今回の薪能は、屋内での蝋燭能に。
武蔵野市長がご挨拶で仰っていたのですが、
前回同じように天候が理由で薪能(屋外)が蝋燭能(屋内)に変更になったのは12年前。
同じ戌年のことだったのだとか
蝋燭能は初めてだったので、これはこれで楽しみでした
こちらが今回の会場
私の席はB席だったので2階席(チケット購入時、残念ながら既にA席は売り切れでした)。
ですが、この会場だと写真のとおり、B席でもとても見やすかったです
それから、このところ腰の調子がイマイチな私。
屋外のパイプ椅子というのは、冷えますし、腰によくないのは明らかなのですが、
この会場の椅子はフカフカでとても快適
屋外の薪能の方が風情があってよいのですが、
今回はここでよかったのかも(正直、腰痛がひどくならずに済んでよかったです)
さて、この日の演目は、狂言「蝸牛」と 能「恋重荷」。
主な演者の方々は、
狂言:人間国宝・野村万作さん、野村萬斎さん。
能:浅見真州さん、浅見慈一さん、宝生欣哉さん。
上から見ていたので、演者の方々の足運びや体の使い方なども見ることができました
演目の解説をしてくださった横浜能楽堂の中村館長によると、
「恋重荷は一言で言うと、ストーカーにパワハラで対抗したお話」
とのこと。たしかに仰るとおりなのですが、思わず笑ってしまいました
でも、とてもわかりやすくていいですね
その解説があまりに的確で面白かったので、中村館長がお書きになった本を買いました
まださっと目を通しただけですが、面白い本なのでじっくり読もうと思います
素晴らしい舞台を見た後は、吉祥寺駅へ。
駅ビルは、ハロウィンxねこいっぱい のディズプレイでした
ここで夫と待ち合わせをして、イタリアンのお店へ
ワインを飲みながらの美味しいディナー
とても充実した1日でした
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