NGO報告書:最富裕85人で35億人分資産…格差拡大
国際非政府組織(NGO)オックスファムは20日、世界で貧富の差が拡大し、最富裕層85人の資産総額が下層の35億人分(世界人口の半分)に相当するほど悪化したとの報告書を発表、22日からの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)を前に、累進課税などの対策に取り組むよう政財界の指導者らに呼び掛けた。
報告書は、人口の1%を占める最富裕層が世界の富の半分を握っていると分析。データを得た26カ国のうち日本を含む24カ国で、全国民の収入に占める上位1%の最富裕層の割合が約30年前に比べて増加したと指摘した。(共同)
Park Avenue
英語版ドキュメンタリー番組(59分):
米国のニューヨーク州マンハッタン。ここは全米でリッチな人々が住む地区だ。なかでも、「パーク・アベニュー740番地」には最もリッチな人々が住んでいる。
そしてパーク・アベニューを北上するとハーレム川に突き当たる。その先は全米でもっとも生活困窮世帯が多く住む地区だ。一つの通りの「こちらと向こう」では、大きな格差がある。
いま米国では僅か400人の億万長者が下から数えて1億5000万人分の合計の富み以上を得ている。、富める者はますます富み、貧しい者は貧しいままの社会だ。一体、何が原因でこうした格差の固定化が進んでいるのか。
番組ではパーク・アベニュー740番地の人々に焦点をあて、様々な専門家へのインタビューを交えて、金持ちが優遇される”モノポリーゲーム”の仕組みを明らかにしようと試みている。管理人
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます