幕末から明治時代に活躍し近代日本語の祖としても知られる落語家三遊亭圓朝は、多数の落語を新作した。
そのなかで、グリム童話の「死神の名付け親」を翻訳したものがある。
「死神」という演目だ。
石原慎太郎の友人立川談志が生前に得意とした演目だった。
”男は死神に捕まり大量のロウソクが揺らめく"洞窟"へと案内される。
”訊くとみんな人間の寿命だという。
”「じゃあ俺は?」と訊く男に死神は、今にも消えそうなロウソクを指差す。
”曰く「お前は金に目がくらみ、自分の寿命をご隠居に売り渡したんだ」
”ロウソクが消えれば寿命も消える。
”パニックになった男はロウソクを継ぎ足そうとする。
”死神はわざと失敗させる。
”「アッ、消える!」と叫んだ瞬間、火は消えて死んでしまいます。
豊洲問題で渦中にある石原慎太郎は30日が84歳の誕生日である。
みんなでお祝いパーティをしてあげてはどうか。
場所は、六本木や赤坂では平凡すぎる。もっと静かな場所がいい。
この洞窟で、どうだろうか。
この洞窟にみんなが集まり、石原のロウソクを囲んで「ハッピー・バースディ」を歌ってお祝いする。
それから、石原本人がロウソクに息をふきかけ、みんなを「アッ!」といわせる。
小池都知事 豊洲問題めぐり石原慎太郎氏を“直接聴取”へ
9/27/2016
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