政府は経済の実態を反映していない今の経済統計を見直すために山本幸三行政改革担当大臣に作業に入る事を命じたと。これは衝撃的なニュースだ。
いよいよアベノミクスの失敗がごまかせなくなったので、経済統計をごまかして国民をごまかそうとし始めたのだ。
しかもそれを山本幸三大臣に命じたところが悪事を象徴している。
大蔵官僚出身の山本幸三大臣は、自他共に認めるアベノミクスの仕掛け人だ。
インサイダー事件の捜査妨害だけではなく、不正企業への資金提供疑惑や公私混同疑惑など、数々の疑惑が週刊誌に暴露され、一時は辞任必至とまで言われた閣僚だ。
その山本幸三大臣に、客観的であるべき経済統計の見直しを命じた安倍首相。
政権維持のためには、いよいよ何でもありというわけだ。
こんな重要なニュースを、誰も観ない早朝5時のニュースで流すNHK。
いつもの手口だ。
第一報を流しておいて、世論の反応を見極めているのだ。
安倍首相とつるんだNHKは、いまや完全に国民の敵である。
(外交評論家・天木直人)
政府 行政改革推進本部 経済統計見直しへ検討開始
10月9日 4時23分
政府の行政改革推進本部は、今の経済統計が経済の実態を捉えきれていないという指摘があることから、有識者による研究会を設置し、経済統計の見直しに向けた具体的な検討を始めました。
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