国内最高齢記録を更新 ソウの「はな子」66歳でお祝い会 20日、東京吉祥寺にある井の頭自然文化園(旧井の頭動物園)で、園内飼育ゾウのはな子のお祝いの会が開かれた。66歳を迎えて国内での長寿記録を塗り替えた。
ゾウ舎前で開かれた会には親子連れら800人が集まった。はな子はサツマイモやニンジンなどの特製バースデーケーキと赤飯のおにぎりを、あっという間に平らげた。 はな子は1947年、タイで生まれ、2年後に来日し、上野動物園でデビューしたが、正確な誕生日は不明のため、毎年、元日に一つ年をとることにしているという。 はな子は一昨年、体調を崩し食欲が落ちたが、薬用酒やおにぎりを与えるなど工夫した結果、いまの健康状態は非常に良いという。 成島悦雄園長は「ファンも多く、地元で愛されるスター。来園者に一日でも長く元気な姿を見せてほしい」と話している。
ちなみに、はな子は国内最高齢で2008年に死んだ神戸市立王子動物園の「諏訪子」の年齢と昨年、並んでいた。長寿の世界記録は03年に死んだ台湾の台北市立動物園のゾウの86歳という。 |
特製のバースデーケーキを食べるはな子 |
66歳にちなんで用意された「はな子」用のおにぎり |
66歳のお祝いに贈られた特製ケーキ |
PHOTOs:ASAHI
http://digital.asahi.com/articles/TKY201301200164.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201301200164 |
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