abc

news

荒む安倍日本 昭和天皇万歳集会と元小兵力士の勇み足(更新6/6)

2014-06-06 | Weblog

更新 6/6


白鵬会見拒否の「理由」に感動渦巻く…「偉大な横綱で、偉大な人間だ!」「涙が止まりません」

デイリースポーツ: 大相撲の第69代横綱白鵬(29)が5日、公式ブログで夫人・紗代子さんが流産していたこと、それが夏場所優勝後の会見拒否の理由であったことを明らかにし、これに対してファンからは感動を伝えるコメントが続々と寄せられた。

「旦那様としての強く優しい行動に涙がとまりませんでした」「一生応援しています!あなたは偉大な横綱で、偉大な人間だ!」「力士としても素晴らしいですが、人としても愛に溢れたとても温かく優しい人柄にとても感動し涙が止まりませんでした」「横綱の家族への愛の深さ、素敵です!!!」

そんな白鵬を称え、今回の行動の裏にあった夫人への愛に感動するコメントが殺到した。

また、同じように子どもを流産したつらい経験のある人たちからも、白鵬夫妻を慰めるコメントが多く投稿された。

「横綱と奥様の心中お察しします。私は一度の流産を経て、先日第一子を出産しました。横綱と奥様に平安が訪れることを願っています」「あなたが横綱で居てくれてありがとう…私もお腹の子が居なくなってしまった経験があるので心が痛いですが、きっと素敵なパパママで幸せだったと思います」

◇  ◇

大相撲5月場所で優勝した後、一夜明け会見を拒否するなど一般マスコミへのコメントを拒否し続けた白鵬に対し、ブログには「日本のこと嫌いにならないでくださいね」「何があっても応援し続けています」などファンからの心配メッセージが相次いで寄せられていた。

これに対して白鵬は5日のブログを「みなさんへ」と題して「私の妻、紗代子のお腹には、私と紗代子の4人目となる子がいました。ですが。先月、妊娠五ヶ月目で残念な結果になってしまいました」などと記し、「もし、会見に出たら、おそらくお腹の子供のことも聞かれるであろうと考えました」などと沈黙の理由を説明し、理解を求めた。


5/27 ブログ


管理人の一言

大横綱・白鵬関がご機嫌ななめだ。この夏場所で29回目の優勝を遂げたが、優勝力士の会見を頑なに拒否しているという。スポーツ紙によれば異例の事態だそうだ。記事の一部をかき出すと、

***(記事引用)

これまで重ねてきた28回の優勝では、必ず行われてきた一夜明け会見が、今回はなかった。千秋楽(25日)の深夜まで関係者が説得を試みたが、白鵬自身が拒否の姿勢を崩さなかったという。一夜明け会見はあくまで恒例行事であって、日本相撲協会の公式行事ではない。北の湖理事長は「本人に事情があるかも分からないから」と横綱自身の意思を尊重した。

白鵬自身が心境を語っておらず、理由の詳細は不明だが、今場所、特に終盤は普段と少し様子が違った。13日目(23日)までは取組後の支度部屋での問いかけに応じていた。だが14日目(24日)の取組後は、一切の問いかけにも無言を貫いた。

その後も、千秋楽の表彰式前に大銀杏(おおいちょう)を結い直す際と、NHKの優勝力士インタビューには応じたが、囲み取材では言葉少な。それでも同日夜に、同局の「サンデースポーツ」に生出演した際には普段通りの様子で受け答えしていた。

***

白鵬関といえば角界の救世主だ。2011年に現役力士の野球賭博と八百長問題が発覚した。この前代未聞の不祥事から立ち直れたのは、故・放駒理事長が関与した親方と力士の角界追放処分を断行したこともさることながら、土俵という現場で力士達を束ねた白鴎の存在があったからでもある。心技一体となって土俵を支える一人横綱のがんばりが魅力となって、相撲人気を回復させた。

誰が何と言おうと相撲界は実力勝負の世界だ。タレント元力士で相撲解説者・舞の海はモンゴル力士の活躍を蒙古襲来に例えて難癖をつけているが、だったら日本力士のふがいなさを嘆くことである。今回の白鵬の会見拒否は、このあたりの人種差別を何らかの形で感じ取って胸のうちで怒りを爆発させているのかもしれない。

とにかく角界ばかりではない、日本はほとんど実力もない連中が先頭に立ってはばをきかせている。政界の安倍なぞはその最たる男だ。最近は自民与党内でもやっと悟ったようで、首相安倍には、常識、見識、良識、知識、すべてがない「識なし男」と呼び名がつけられているという。 

 

“昭和天皇万歳”集会で――舞の海氏が排外発言

週刊金曜日5/9号: 改憲を唱える政治団体が4月29日、東京・明治神宮会館で開いた「昭和の日をお祝いする集い」で、厚労政務官・高鳥修一衆院議員(自民)らを先頭に、来賓と全参加者約250人が起立し、“聖寿万歳”と称し「天皇陛下万歳」を大合唱した。

この日は昭和天皇の死去後、みどりの日になったが2005年に昭和の日に法改正。主催団体であるNPO法人「昭和の日ネットワーク」は、吉見義明中央大学教授の従軍「慰安婦」問題訴訟で被告・桜内文城衆院議員(維新)の代理人を務めている高池勝彦弁護士の事務所に連絡先を置く。

“式典”では、竹下亘衆院議員(自民)に続き、田沼隆志衆院議員(維新)が「祝日法に『昭和天皇陛下の誕生日』という言葉を入れると共に、『文化の日を明治の日に、勤労感謝の日を新嘗祭にする』よう、祝日法全体を見直す」とも発言。そのほかの野党では民主党の金子洋一参院議員の名も祝電で披露されていた。

「昭和天皇と大相撲」と題し“記念講演”をした舞の海秀平氏が「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ると、参加者から拍手が湧いた。“日の丸”旗を手にした男性が「頑張れよ」と叫び、会場は排外主義的空気が顕著になった。さらに舞の海氏が「天覧相撲の再開が必要だ。日本に天皇がいたからこそ、大相撲は生き延びてこられた。天皇という大きな懐の中で生かされていると感じる。皇室の安泰を」と結ぶと、大拍手が起こっていた。

最後の拓殖大学吹奏楽部による記念演奏会は“昭和のメロディー”と題されたものだが、「陸軍分列行進曲」「軍艦行進曲」など、軍歌が多かった。天皇のために人々が犠牲となる「海ゆかば」は、筆者を除く全員が起立斉唱していた。


参考:


 

”昭和天皇万歳”集会と昭和天皇の戦争責任

1975年10月31日の昭和天皇・皇后記者会見

昭和天皇と香淳皇后が戦後初めて米国を公式訪問し帰国したのを機に、両陛下の記者会見が皇居「石橋の間」で日本記者クラブ主催で行われた。従来、天皇・皇后から宮内庁詰めの記者たちが話を聞き記事にはしていたが、宮内庁側はこれを記者会見とは認めていなかった。しかし、この記者会見以後宮内庁の態度も変化し、現在は内外プレスが参加する皇室の公式会見も定着している。天皇は、この会見で初めて戦争責任や広島の原爆投下関連の質問に答えた。

 

http://www.jnpc.or.jp/activities/interview/specialreport/

ビデオ:皇・皇后記者会見、昭和天皇「原爆投下はやむをえないことと、私は思ってます。」