いちばん、大好きなイチジク。一口噛んだ時のねっとりとした、それでいて歯にプチプチあたる食感、ぼやっとしたほの甘いあの味、もういくつでも食べられる。
子供の頃は、お隣にイチジクの木があったからいくつでも貰って食べていた。そのせいか今だにイチジクを買う時は、買うのかあ、とどこか躊躇する。(ケチだね)
でもな、このたびはお店で見たとき、あまりにおいしそうだったから買った。
父は一目見るなり「おっ、イチジクか、うまそうだな。」と喜ぶ。で、しょうがない、父に「先に取っていいよ。」と譲ったら、やられたわ。私も目をつけていた一番おいしそうなやつを取られてしまった。そう、ちょっと皮(それも薄そうなのね)がはじけて先の果肉が見えるものね。しょうがないな。
そして 白状します、見た目ほどおいしくありませんでした。ちょっと悔しい!
次の機会を待つことにします。
ずうっとずうっと前はるか昔、父にも私にもうなじに小豆粒のいぼがあった。首筋にいぼがあるなんてどうにも気持ちが悪い。どうにかしてとりたいと思っていた。
そこで活躍したのが、イチジク及びイチジクに似たとうがき。とうがきはイチジクより甘みが薄い。それを砂糖で甘く味をつけて汁ごと食べるとこれが癖になるほどうまい。
そのイチジクやとうがきの実を軸のところで折ると白い汁が出る。その汁をいぼのつけ根にこすりつける。それを何日も何日も繰り返すとかゆくなったりかさぶたができたり。
そうこうするうちに、あれ不思議や、いつの間にかいぼが小さくなり、ぽろっとか、ぼろっとかしてとれているのよ。傷も何もない。昔からの言い伝えがあったから試してみたのだけれど、本当に効いて二人してびっくりしたことを覚えている。今?もちろんあとかたもなくきれいです。
今晩は。
私も子供の頃庭に生っていた
果物を買うときには躊躇しますよ。
何で、お金が要るのよ!とね。
私は若い頃手のひらに沢山のイボがありました。
悪い腫瘍に変わるかもしれないと
一つ一つに注射をして消していきました。
手のひらなんて凄く敏感。
とても痛い思いをしたことを覚えています。
この情報をあの頃知っていれば・・・・・
そうですよね、お金を払うとき、極端にいうと、とられる、という感覚にまでなってしまう私です。極端。
ぜひ、教えてあげたかった、その言い伝え。半信半疑だったのですが・・・
痛くも何ともなかったのにね。