かろうじて「ほの白い」は聞いたことあるけれど・・・
「だだ白い」 なんて、ね。びっくり。
まだ結婚して間もないころ、夫の実家に行ったらお母さんが仕出し屋さんの天ぷらをごちそうしてくれた。
揚げた衣の色を見て、
「この天ぷら、だだ白いね」ってひと言。
もう、よおーく覚えている。頭にその言葉がこびりついている。
カラッときつね色に揚がっていなくて、生っぽい白い色の衣。
それを称して「だだ白い」
おかしくて大笑いしていたら、
「だだ白いって言わせんか?」
言わない言わない、言いません。
亡くなってもう何年もたつけれど、いくつかあるお義母さんの忘れられないエピソードのひとつ。
今朝、ようよう開いたこちらの方に
「だだ白い」
なんて言ったら、美しいその顔でひとにらみされそう。
たった一輪を四方八方から記念撮影。
昔、色黒の私がお化粧してもらい、親戚のおば様方に可愛いなんて言われ、子供心に晴れがましい気分でいたら、「いえ、牛蒡の白和えです」と母。
特に傷ついたわけでもないけれど、七草祝いの時の思い出です。
立派な山百合楽しませていただきました。
可愛いわが娘を謙遜のひと言で「牛蒡の白和え」
hanako様のコピーセンス、
きっとお母様の血を受け継いでらっしゃるのね。
百合、二つめ咲きました。