まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

茅ヶ崎市 高砂緑地・松籟庵

2023-09-26 08:24:09 | 

それにしても朝晩の涼しくなったこと、ようやく秋を感じることができる。
空の高さ、月の美しさ、しみじみと。気分もしみじみと。
気分はしみじみだけれど、夏の疲れをどうやったらとることができるのかしら。
ごろごろグダグダしていてもなかなか抜けない。やっぱり動くしかないわ、と。

って、茅ヶ崎美術館への道。
駅からぶらぶらと、確かこの道だよなと細い道路を進んで図書館が見えてくれば
お隣が高砂緑地、中の日本庭園の一角にある前庭つき茶室・書院が松籟庵。

図書館の時計

前の家の庭には*酔芙蓉

 

その名の由来は、かつてこの付近に砂山があって「たかすな」と呼ばれていたこと、この地は
小字が「上高砂下」であることだそうな。

この地一帯は、明治35年頃に新派劇俳優の川上音二郎とその妻・貞奴の別邸「萬松園」が建てられ、
大正8年には後に日本火薬製造(現・日本化薬)社長・会長となる原安三郎が購入し別邸「松籟荘」
を構えた。昭和59年、敷地を茅ヶ崎市が購入し、高砂緑地と茅ヶ崎市美術館を整備して一般公開された。

松籟庵は日本庭園にある前庭つき茶室・書院で、茅ヶ崎市在住の岩田孝八氏(元長崎屋・会長)の母親が
亡くなられたときに、長い間茅ヶ崎市にお世話になったお礼として、末永く茅ヶ崎に残る有形物にと
1億円の寄付を受けたことにより建設し、平成3年の文化の日に開園した。

と、茅ヶ崎市美術館のHPに。
大金持ちの方の心持と行政の心意気は大事ね。文化度がはかれるってもんだ。

こじんまりとしたほぼほぼの広さはとても気持ちいい。落ち着く。
この歳になって、松もなかなかいいもんだなと思えるようになったからよけいね。

で『松籟庵』

 

一巡りしてから美術館へと。

 


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