goo blog サービス終了のお知らせ 

まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

持つ悩み

2013-09-01 12:18:07 | くらし

佐渡方面が暴風雨と知ると、ちょっとだけ実家が気になる。
気にしても、遠く離れているのだからどうにもならないなと開き直る。

というのも、もう2,3年前になるかしら、海からのものすごい雨風で実家のみならず、並びの家々が軒並み雨漏りの被害に。
その時は幸い実家に居たから、黴臭いなと感じて点検できた。
道路側の柱と壁の隙間から雨が吹き込んで床に流れていたことが判明。大急ぎの処置。あちゃあ。

先月は、帰ると、コンクリートの通路が濡れて水滴が溜まっていた。
いったい何がどうしてどうしたのか、と心配になるも、居たわけじゃないから事情は分からん。
「どっかから伝わって雨漏りしたんだよ」と友人知人は一蹴。そうか、ここもか。
ここ1年で、冷蔵庫取り替え、水道栓取り替え。次から次へと不具合が見つかる。
なんといっても築50年弱だから、漏電が心配になる。
ことほど左様に家1軒を管理していると気苦労多し。ほんとよ。

お盆に帰っていた男子同級生はここ数年でご両親を見送り、実家は空き家状態。
それでも盆暮れ彼岸には帰ってきて、それなりのことはこなしているそうだ。
「で、聞くけどさ、家はどうするつもりよ」
参考にするからさって、同級生の気安さで聞いてみると、
「俺は、死んだ父さんからも母さんからも家は絶対に手放しちゃならんと言われとるし・・・」
そっか、苦労して建てた家だからと聞かされては、都会の自宅に住んで愛着は薄いと言えど処分はできまい。


「俺は墓も家も見ていくつもりだけど、子供には好きにさせるわ、俺の代でお終いよ」」と続ける。
「なあ、家がのうて悩んどるもんもおるというのに、俺たちは家が2軒もあって悩んどるがなあ」
とうまいこと言うから大笑いしたわ。
とはいうものの、真剣に考えると頭が痛い。どうするつもりかねえ、自分。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする